【 因果推論と構造推定を駆使し、環境政策に確かなエビデンスを! 】
気候変動・地球温暖化は、いまや世界共通の大きな政策課題です。
世界各国では、温室効果ガスの削減に向けて、これまでさまざまな環境政策・気候変動対策が実施してきました。
しかし、これまでの政策は、本当に温室効果ガスを減らしたのでしょうか?
その一方で、私たちの生活や企業のビジネス活動に、どのような影響を与えたのでしょうか?
また、より効果的で、より負担の小さい政策はなかったのでしょうか?
あるとすれば、それをどうみつけ、どう設計すればよいのでしょうか?
こうした問いに答えるために重要となるのが、現代の実証経済学で発展してきた「因果推論」と「構造推定」です。
政策の効果を正しく知るには、「もしその政策が行われていなかったとしたら」何が起きていたのかを考え、その「ifの世界」と、「現実に政策が実施された世界」を比較する必要があります。
さらに、企業や消費者の行動メカニズムをモデルに基づいて捉えることで、まだ実施されていない政策の効果を見通し、よりよい制度設計へとつなげることができます。
本書は、「因果推論」と「構造推定」を相互補完的に駆使する「実証ミクロアプローチ」を、環境政策を題材に体系的かつ実践的に解説する一冊です。
実データを用いた豊富な演習と、サポートサイトで詳説するStata/Rコードを通じて、基礎から応用・実装までを丁寧にサポートします。確かなエビデンスと経済モデルに基づいて政策効果を検証し、制度設計へと活かすための必携書です!