「これが、人類が初めて見たブラックホールの姿です」
2019年4月の国際同時記者会見で発表され、その直後から「ブラックホール撮影に成功!」のニュースが世界中を駆けめぐった―
■世界各地の望遠鏡8台を駆使し、史上最高の視力をもつ地球サイズの電波望遠鏡イベントホライズンテレスコープ(EHT)によって、ブラックホールの影が撮影されました。この人類初の偉業はどのように達成されたのでしょう?
■観測プロジェクトの日本側リーダーである著者が、ここに至るまでの道のりを、失敗・行き詰まり・地道な研究・周到な準備、そして成功!―といった、当事者でしか書けない出来事の数々を、エピソードを交えやさしい語り口で伝えます。
■アインシュタインの一般相対性理論から、シュバルツシルトがブラックホールの数学的な解を発見したのち約100年を経て、想像上の天体が「目に見える形」で示されました。このブラックホールの魅力を紹介します。
■さらに、今回撮影に成功したブラックホールが、M87と天の川銀河の中心にあるいて座Aスターの2つだけである理由、撮影後に新たに分かったこと、そして、将来の計画や、その先にある壮大な夢を語ります!