危急時遺言 作成・手続ハンドブック

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危急時遺言 作成・手続ハンドブック
  • 発売日:2026/05/02
  • 出版社:日本法令
  • ISBN:9784539731765

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危急時遺言 作成・手続ハンドブック

危急時遺言 作成・手続ハンドブック

通常価格 2,530 円(税込)
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  • 発売日:2026/05/02
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商品説明
危急時遺言とは、病気や事故などで死が目前に迫った状況で、一定の条件のもと口頭でも遺言を成立させることができる特別方式の遺言制度である。依頼者の「最期の願い」を実現するための、まさに“最後の砦”といえる。
しかし、この制度を十分に理解している実務家は多くない。制度自体を知らない、使い方に自信がない、実務経験がない──こうした声は少なくない。だが、何が起きても不思議ではない現代において、危急時遺言の知識と対応力は、これからの実務家にとって必須の素養となるだろう。
本書では、元公証人が現場で味わった後悔や実体験を踏まえ、緊急時に活用できる制度の仕組み、作成手順、家庭裁判所での確認審判、悪用防止のポイントを、裁判例や実務家インタビューとともにわかりやすく解説する。
相続・終活支援に携わるすべての実務家にとって、手元に置いておきたい一冊。
目次
第1部 実践ガイド編
 第1章  新しい三大遺言 
  1 三大遺言を新しいものに
  2 自筆証書遺言-仮設住宅の遺言
   ⑴ 自筆証書遺言の位置付け
   ⑵ 自筆証書遺言の特徴
   ⑶ 自筆証書遺言の要件(4つの要件)
   ⑷ 自筆証書遺言書保管制度
  3 公正証書遺言―本格住宅の遺言
   ⑴ 公正証書遺言の特徴
   ⑵ 公正証書遺言の要件
   ⑶ 公正証書遺言が良い理由
   ⑷ 公正証書遺言の保管期間
  4 危急時遺言-避難場所での遺言
  5 秘密証書遺言―極めて特殊な使い方
   ⑴ 秘密証書遺言の特徴
   ⑵ 秘密証書遺言手続の概要

 第2章 一般危急時遺言の基本と応用
  1 危急時遺言の知識
   ⑴ 一般危急時遺言の概要
   ⑵ 根拠条文
   ⑶ 立会証人
   ⑷ 実務の流れ
  2 危急時遺言の要件
   ⑴ 「死亡の危急に迫った者であること」
   ⑵ 「3人以上の証人の立会いがあること」
   ⑶ 「立会証人の1人(主任立会証人)に遺言を口授すること」
   ⑷ 「証人(主任立会証人)による遺言者らへの読み聞かせがあり、各証人と
      遺言者が遺言書の内容が正しいものであると確認すること」
   ⑸ 「各証人が署名押印すること」
  3 危急時遺言の事後手続
   ⑴ 確認の審判申立
   ⑵ 家庭裁判所調査官の調査
   ⑶ 確認審判
   ⑷ 家庭裁判所裁判官に危急時遺言の内容が遺言者の真意であるという心証を持ってもらうための工夫
   ⑸ 確認審判とその確定
   ⑹ 検認手続
   ⑺ 遺言の執行
  4 耳が不自由な人など
   ⑴ 耳の聞こえない人が遺言者又は立会証人になる場合の特則
   ⑵ 口がきけない人が危急時遺言をする場合の特則
  5 3つの特別危急時遺言の紹介
   ⑴ 隔離者の遺言
   ⑵ 在船者の遺言・船舶遺言
   ⑶ 船舶遭難者の遺言・遭難者遺言
 第3章 危急時遺言の実例         
  1 公正証書作成途中での危急時遺言【小野司法書士のケース】
  2 成年後見人の危急時遺言【村山司法書士のケース】
  3 陪席立会証人の立場から【塚越行政書士のケース】
 第4章 危急時遺言のタブー、リコメンド、マスト
  1 危急時遺言のタブー
   ⑴ 複雑な遺言
   ⑵ 不合理な遺言
   ⑶ タブーな事例
  2 危急時遺言のリコメンド(推奨)
   ⑴ 無効リスクを下げる
   ⑵ 敵対しそうな親族などとの和解
  3 危急時遺言のマスト
   ⑴ 時間―とにかく急げ
   ⑵ 病院・医師の協力
   ⑶ 持参物
   ⑷ 判断能力と口授能力
   ⑸ 読み聞かせ
   ⑹ 証人の署名押印
   ⑺ 遺言確認と検認
 第5章 危急時遺言の悪用から身を守る
  1 危急時遺言の危険性
   ⑴ 危急時遺言の優先性
   ⑵ 無効確認訴訟
  2 リスクの評価
   ⑴ リスクの程度
   ⑵ 親族間紛争の可能性
   ⑶ 身近に不安をいだく者や邪心をいだきそうな者の存在
   ⑷ 遺言者本人の判断能力の低下
  3 事前対策
   ⑴ 生前贈与契約
   ⑵ 一時払生命保険
   ⑶ 死因贈与契約
   ⑷ 遺言代用信託契約
  4 事後対策
   ⑴ 遺言無効確認訴訟の提起
   ⑵ 遺留分侵害額請求
 第6章 FAQ-こんなときどうする!?
  Q1 「遺言者が危篤」と電話を受けたら…
  Q2 立会証人は誰でもよいの?
  Q3 何を準備すればよいの?
  Q4 あらかじめWord等で書いてもよいの?
  Q5 本人確認書類はどうするの?
  Q6 口授の手続はどうするの?
  Q7 口授後の手続はどうするの?
  Q8 危急時遺言作成後には何をすればよいの?
  Q9 調査官調査への対応は?
  Q10 争われたらどうする?

第2部 裁判例解説編
 第1章 危急時遺言に関する2つの重要裁判例 
  1 R2・6・26決定(家裁における確認審判の姿勢)
   ⑴ 事案の概要
   ⑵ 遺言の内容
   ⑶ 調査官との面接
   ⑷ 原審の結果
   ⑸ 抗告審
   ⑹ 小 括
  2 H30・7・18判決(地・高裁における遺言無効確認訴訟の姿勢)
   ⑴ 事案の概要
   ⑵ 意識障害の程度
   ⑶ 口授による遺言内容
   ⑷ 危急時遺言の作成~その後
   ⑸ 原審(東京地判平成30年1月15日判事2397号34頁)の判断
   ⑹ 7・18判決の判断
   ⑺ 小 括
  3 裁判例と判例の違い
 第2章 関連裁判例の鳥瞰と要点  
  1 最高裁の判例(有効例・無効例)
  2 遺言(危急時遺言を含む)を無効とした裁判例
  3 危急時遺言の確認認容審判例
  4 遺言(危急時遺言を含む)を有効とした裁判例(確認審判後の本案訴訟)
  5 裁判例のまとめ
   ⑴ 裁判例の傾向
   ⑵ 遺言者の判断能力と口授要件
   ⑶ 裁判例の1行要点メモ

第3部 資料編
  1 危急時遺言等の件数の推移
  2 危急時遺言の文例
   ⑴ 配偶者に全財産を相続させたい場合
   ⑵ 配偶者に預貯金を、長男に不動産を相続させたい場合
   ⑶ 配偶者に自宅を、長男にそれ以外の不動産を相続させたい場合
   ⑷ 長男に○○銀行の預金を、長女にゆうちょ銀行の貯金を、二男にそれ以外
     の財産を相続させたい場合
   ⑸ 全財産を法定相続人ではない甥に遺贈し、不動産は換価して渡したい場合
   ⑹ 清算型の「相続させる」遺言
   ⑺ 訂正の例
  3 関連書式
   ⑴ 家事審判申立書
   ⑵ 遺言書検認申立書
   ⑶ 遺言確認審判書モデル
  4 公証人手数料
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