第1部 毒親問題とは
第1章 「毒親」と「毒親問題」の実態
1 毒親とは?
⑴ 毒親の定義と由来
⑵ 毒親の実像
⑶ 毒親に共通する特徴
⑷ 私なりの定義
⑸ 私が取り扱ってきた毒親問題
●コラム● 「毒親」という言葉の功罪
2 毒親問題を抱える人に支援が必要な理由
⑴ 社会的な難しさ
⑵ 毒親との関係に起因する難しさ
⑶ 自力での解決が難しい毒親問題
3 毒親問題の実際
⑴ 顕在化しやすいタイミング
⑵ 親と同居している場合のトラブルと対処策
⑶ 親と別居している場合のトラブルと対処策
●コラム● 毒親ってどういう人たち?
第2章 毒親問題を取り巻く法制度
1 毒親問題をめぐる法制度
⑴ 親子間の権利義務について
⑵ 子が親からの迷惑行為から身を守るために使える法制度
第3章 毒きょうだいの問題
1 「毒きょうだい」とは
2 毒親の元に育ったきょうだいの4つの類型
3 毒きょうだいへの対処
第4章 サバイバーと支援者へ向けたメッセージ
1 毒親サバイバー・毒きょうだいのいる人へ伝えたいこと
⑴ あなたは悪くありません
⑵ 「あなたは幸せになっていい」
●コラム● 毒親サバイバーが人生を取り戻すまで
2 毒親や毒きょうだいに悩む人を支援する人たちへ伝えたいこと
⑴ 話を受容的に聴くこと
⑵ 自分の親子・家族に関する価値観を持ち込まないこと
⑶ 毒親や毒きょうだいに悩む人の悩みの核心
⑷ まとめ
3 毒親への対処に際して弁護士に相談するときのポイント
⑴ 毒親問題を正しく理解している弁護士を探すこと
⑵ 相談や依頼のアプローチを変えてみること
⑶ 自分の足で立っていくという意識をもつこと
第2部 毒親とのトラブルの予防策
第5章 行動としての予防策
1 経済的自立と金銭的予防
⑴ 経済的自立を果たすこと
⑵ 金融機関の口座の情報を握られないようにすること
⑶ 金銭を借りない、もらわないこと
⑷ 親に対し、お金を貸さない・親に対し、お金をあげない
2 住居・身の回りの予防
⑴ 転居した際は住所を知らせないこと
⑵ 身分証明書等の貴重品等を親に盗まれないよう注意すること
3 名義貸し・法的な接点の回避
⑴ 身の回りの契約を親名義にしないこと
⑵ 住宅ローンの名義貸しをしないこと
⑶ 不動産を共有しないこと
⑷ 共同で事業をしない・役員の名前を貸さないこと
4 保証人・緊急連絡先に関する対策
⑴ 親の保証人にならないこと
⑵ 可能な限り、親の緊急連絡先にならないこと
⑶ 可能な限り、親の身元保証人にならないこと
⑷ 可能な限り、自分の緊急連絡先や保証人を親ではない人にすること
5 情報とプライバシーの防衛
⑴ SNSに関する注意点
⑵ 必要に応じて結婚・出産・離婚等のライフイベントの報告をしない選択をすること
第6章 気持ちの面での予防策
1 現状の認識と自分を取り戻す第一歩
⑴ 毒親と子どもの関係の実態
⑵ 共依存の関係から抜け出すために踏み出す
2 自立した心の育成と外部サポートの活用
⑴ 「内面化された毒親の声」に打ち勝つ心を育てる
⑵ 信頼できる医師や心理士を探す
●コラム● 毒親によって受けた傷を真に克服することはできるのか?
第3部 毒親問題への対処策
第7章 同居型事案への対処策
1 同居型事案の特徴
●コラム● 親が同居の解消に同意しない場合どうすべきか
2 同居型事案の解決指針
⑴ 決断と事前計画
⑵ 物理的・法的な安全確保
⑶ 関係機関・周囲との連携
第8章 別居型事案への対処策
1 別居型事案の特徴
2 解決指針
⑴ 基本方針の決定と警告
⑵ 物理的・法的な安全確保
⑶ 関係機関・周囲との連携
●コラム● 弁護士介入後、毒親側のよくある反応
第9章 顕在化したタイミングごとの対処のポイント
1 自立・巣立ちのタイミング
⑴ 子が就職するタイミング
⑵ 子が一人暮らしを開始するタイミング
2 新しい家族形成のタイミング
⑴ 子が結婚するタイミング
⑵ 子が出産するタイミング
3 親への支援を見直すタイミング
⑴ 子が金銭的支援の限界を迎えるタイミング
⑵ 子が精神的支援の限界を迎えるタイミング
4 人生の転機と親の老後
⑴ 子が離婚するタイミング
⑵ 親の介護や相続の問題が出てくる場面
第10章 毒親が執着をやめない場合
1 弁護士による最終通告
2 裁判所を通じた法的手段
⑴ 接近禁止の仮処分の申し立て
⑵ 損害賠償請求訴訟
⑶ 親族関係調整調停
3 事実上の最終手段
●コラム● 親の老後問題・相続問題
あとがき