はじめに 「いのち」の謎がわかった
1 食べものは、生きものだよね
1話 「食べもの」が「生きもの」だということを忘れないのはなぜ?
2話 食べるときの殺生を悩まずに済むのは、どうしてか?
3話 「ごはん」の中に詰まっているものは何?
4話 「どこでとれたの」と尋ねる習慣はなぜ生まれたのか?
5話 食べものが「季節」を伝えてくるのはなぜかな?
6話 「いただきます」は、何に、誰に向かって言っているの?
7話 食べものは食べる前に、神棚や仏壇に供えていたのはどうしてか?
8話 「培養肉」や「クローン家畜」で、私たちは何を失うのだろうか?
9話 「ベジタリアン」も植物の「いのち」は奪っているのではないか?
2 食べもののいのちと人間のいのちは同じなの?
1話 なぜ、生きていることは「いのち」があると言うのだろうか?
2話 どうして「いのち」という命名はすごいのか?
3話 ほんとうに自分の(人間の)「いのち」と生きものの「いのち」は同じものか?
4話 「草にまた会える」という感覚は、どこからくるのか?
COLUMN 日本では遅れている「動物の福祉」の取組み
5話 百姓ならではの「いのち」のとらえ方とはどういうもの?
6話 「土になる」ではなく「土にかえる」と言うわけは?
3 「アメツチ(天地)」って、いったい何?
1話 「アメツチ(天地)」が身近なものになったのはなぜか?
2話 「アメツチ」という言葉は、農耕によってどう変わったのか?
3話 アメツチに「有用なもの」「無用なもの」の区別はあるのか?
4話 「アメツチ」と「自然」のちがいとは?
4 生きものを相手にするって、いいものなの?
1話 「センス・オブ・ワンダー」をなくした先には
2話 「アニミズム」という言葉は、なぜ復活したのか?
3話 なぜ人間の身体の名前と、草木の名前は同じなのか?
4話 名前を付ける方法と気持ちはどういうものだったのか?
5話 なぜ「人は、もともと草だった」という言い伝えがあるのか?
6話 「草木」へ「生まれ変わたい」という願望はどうして生まれたのか?
7話 「生きもの」には、ほんとうに「タマシイ」があるのか?
8話 「生きもの語り」を復活させることはできないか?
COLUMN 稲の花の「生きもの語り」です!
9話 百姓の「風景」の見方は、なぜ独特なのか?
5 生きものたちの悩みがわかるかな?
1話 田んぼの生きものたちはなぜ減ってしまったのだろうか?
COLUMN 「田んぼの生きもの全種リスト」と夜空の星たち
2話 「生物多様性」という言葉からこぼれ落ちるものとは何だろうか?
COLUMN 「多面的機能」に決定的に欠けているもの
COLUMN 「メタンガス」削減のまやかし
3話 「花」に惹かれるのはどうしてか?
4話 なぜ「花」を手折って持ち帰らなかったのか?
COLUMN 花びら散っても花は散らない
6 天地有情ってどういう感覚なんだろう?
1話 共同体って人間だけのつながりだと思う?
2話 田んぼに毎日通いたくなるのはなぜか?
3話 百姓仕事が風物詩になったのはなぜか?
4話 「はかどる」の「はか」って何?
5話 休み時間って、いったい何なんだ
6話 「生きかはり死にかはりして打つ田かな」の百姓は、蛙にどう見えるか?
7話 仕事の長さが世代を超えることはどういうことか?
COLUMN カミナリと稲妻
8話 「カミ」と「神」はどう違うのか?
7 人間中心主義を超えられるかな?
1話 「にん人げん間ちゆう中しん心しゆ主ぎ義」が環境破壊の根本原因ってどういうこと?
2話 百姓仕事が「自然保護」と見なされてこなかったのはなぜか?
3話 なぜ百姓は「人間中心主義」になりきれないのか?
4話 日本人が天地自然の外に出ることがなかったのはなぜか?
5話 百姓仕事は受け身だからいいのではないか?
6話 農で感じた信心(宗教)はなぜ表に出ないのか?
7話 信じることで、救われるのはどうしてか?
8話 百姓は「生きる意味」を考えてはいけない?
8 「めぐみ返し」をあたりまえにできる世の中へ
1話 「所有」「私有」にそぐわないものとは何か?
2話 「食料安全保障」という考え方には何が欠けているのか?
3話 「農業」は「農(なりわい)」に戻れるか?
4話 「農」を「めぐみ返し」に転換することはできるのだろうか?
5話 「農の哲学」というものはあるのか?
おわりに 「語って」おかなければならない」