【書籍概要】
2006年にやさしいシリーズ16として発行した『はじめての品質工学』は、累計発行部数約11000部のロングセラーです。Amazonのレビューにおいても高い評価を得ており、品質工学の初学者にとって入口となる書籍として好評である書籍です。
本書は、初版から20年という歳月の中で激変した日本経済や技術レベル、そして「モノからコト(情報・ソフトウェア)」へと移り変わる品質のあり方を反映したリニューアル版です。電話機が黒電話からスマートフォンへと姿を変えても「通話する」という基本機能が変わらないのと同様に、品質工学においても数千年変わらない四則計算のような不変の基礎が存在します。本書ではそのベーシックな部分をしっかりと踏襲しつつ、創始者・田口玄一博士が予言した現代のAI社会に対応する「新たな領域(進化)」を大胆に加筆しました。
ハードウェア中心の時代から、情報やソフトウェアが不可欠な時代へ。日本が強みとするモノづくりの先にある「次なる勝負どころ」を見据え、あまり知られていない最新の知見も盛り込んでいます。細かな理論に終始するのではなく、まずは「全体像を直感的に掴むためのイメージ」を優先して解説しており、現代の技術者が品質の本質をアップデートするために最適な一冊となっています。