民族学
  • 発売日:2026/10/01
  • 出版社:白水社
  • ISBN:9784560510773
通常価格 1,760 円(税込)
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商品説明
民族学の歴史と現在

民族学と聞いて、遠い国の異文化や未開社会を研究する学問を思い浮かべる人は少なくないだろう。だが、19世紀末に成立した民族学は、20世紀以降、その対象も方法も大きく変化した。旅や探検、標本収集から始まり、植民地支配のもとで発展した民族学は、フィールドワークを重視する民族誌学へと展開し、さらに都市、移民、グローバル化、ポストコロニアリズム、現代社会の諸問題へと研究領域を広げる。
本書は、その歴史を辿るにとどまらず、社会をどのように理解し、記述し、比較してきたのかという「知の方法」に着目する。民族学・民族誌学・人類学・社会学の境界にも目を配りながら、現地調査、コレクション、分類、比較、理論、そして現代社会への関与まで、民族学者の「道具箱」を開いていく。過去を振り返ることで、現代を理解するための民族学の可能性を描き出す入門書。
目次
はじめに

第一章 世界を発見し、世界を記述する
 I 旅と探検――標本の収集
 II 植民地期の民族学
 III コレクション――分類する、比較する、序列化する
 IV 民族誌学――観察し、詳細に記述する

第二章 世界の状態を記録する
 I 「世界のスケ――ルの拡大」
 II 世界の中の都市
 III ポストコロニアリズム
 IV ポストモダニティ

第三章 現実の捉え方を覆す
 I 社会をつくる
 II 文化と自然
 III 超自然的存在
 IV モノと美的感情

第四章 世界の中にあること――関与の領域
 I 応用人類学と人類学の応用
 II 開発人類学
 III 民族学を超えて――主体的関与と責任
 IV 問われる民族学

結論

謝辞
訳者あとがき
原注
参考文献
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