- 発売日:2026/04/11
- 出版社:白桃書房
- ISBN:9784561662563
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イタリア流テリトーリオの底力
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商品説明
小社では、『イタリアのテリトーリオ戦略』(2022年)と『南イタリアの食とテリトーリオ』(2024年)と刊行してきた。いずれも高度な内容ながら高く評価され、『イタリアのテリトーリオ戦略』は7刷を数えた。
イタリアといえば、長い歴史と華麗な文化を誇る「都市の国」のイメージが強かった。しかし本シリーズでは、中小都市の復興が顕著になった 80年代半ば以降の、そのまわりに広がる「田園」との連携に着目している。すなわち、スローフード運動の台頭も相まって地域の固有性を誇る食文化の評価が高まり、過疎で悩んでいた農村の復権・再生への動きが強まる中、その根底にある、土地に根ざした「テリトーリオ」(地域 / 領域)を鍵概念に据え、多角的にその意味や価値を分析、考察してきた。
第3弾となる本書は、デザインやファッションなどイタリアならではの産業にも着目し、より大きな枠組みでテリトーリオを論じる。すなわち産業集積論をテリトーリオの観点から捉え直しており、グローバル化を乗り越え、地域の中小企業と住民の暮らし、そして生産者の誇りなどが一体となった空間や環境保護に根ざした産業、そして地域発展に向けた方法論を提示する。
グローバル化のあり方が問い直されている今、イタリアの諸文化・産業に関心がある方にはもちろん、より広い読者に訴求するであろう。
イタリアといえば、長い歴史と華麗な文化を誇る「都市の国」のイメージが強かった。しかし本シリーズでは、中小都市の復興が顕著になった 80年代半ば以降の、そのまわりに広がる「田園」との連携に着目している。すなわち、スローフード運動の台頭も相まって地域の固有性を誇る食文化の評価が高まり、過疎で悩んでいた農村の復権・再生への動きが強まる中、その根底にある、土地に根ざした「テリトーリオ」(地域 / 領域)を鍵概念に据え、多角的にその意味や価値を分析、考察してきた。
第3弾となる本書は、デザインやファッションなどイタリアならではの産業にも着目し、より大きな枠組みでテリトーリオを論じる。すなわち産業集積論をテリトーリオの観点から捉え直しており、グローバル化を乗り越え、地域の中小企業と住民の暮らし、そして生産者の誇りなどが一体となった空間や環境保護に根ざした産業、そして地域発展に向けた方法論を提示する。
グローバル化のあり方が問い直されている今、イタリアの諸文化・産業に関心がある方にはもちろん、より広い読者に訴求するであろう。
目次
はしがき
第1部 テリトーリオを産業集積と農業の二側面から読み直す
第1章 北伊都市コモの絹織物産業の発達にみるテリトーリオの底力
コラム コモのファッション産業:マッラード・モルティン氏インタビュー
第2章 イタリアの産業地区、地域に関する研究の系譜
コラム ディストレット概念の誕生
第3章 イタリアにおける産業集積論の理論的展開
第4章 地域に根ざした農業・食品システムの競争力
第5章 都市計画の領域から捉え直すイタリアの産業集積地と田園
第6章 ピエモンテ州ランゲ地方にみる「デザイン文化」:1990年初頭、ランゲが話題のトップにくることはなかった
コラム プロセスと意味の絶え間ない変革;アレッサンドロ・ビアモンティによるエッセイ
第2部 テリトーリオの理論と実践のさらなる展開─風景と食を焦点として
第7章 テリトーリオとパエサッジョ:田園の価値を高めたふたつのキー概念
第8章 テリトーリオ食料システムの誕生─1968年と77年におけるイタリア新左翼運動の転換から
第9章 食産業で形成されるテリトーリオ:プロジェクト・ディ・パルマ、パルミジャーノ・レッジャーノ、濃縮トマトを事例として
第10章 ナポリのテリトーリオ:街のアイデンティティを支える食文化
第11章 トスカーナ州の営農方法からみたテリトーリオの類型化とその再生メカニズム
第12章 地域への誇りと愛着が創る持続可能な地域社会
終 章 イタリア流テリトーリオの底力
あとがき
第1部 テリトーリオを産業集積と農業の二側面から読み直す
第1章 北伊都市コモの絹織物産業の発達にみるテリトーリオの底力
コラム コモのファッション産業:マッラード・モルティン氏インタビュー
第2章 イタリアの産業地区、地域に関する研究の系譜
コラム ディストレット概念の誕生
第3章 イタリアにおける産業集積論の理論的展開
第4章 地域に根ざした農業・食品システムの競争力
第5章 都市計画の領域から捉え直すイタリアの産業集積地と田園
第6章 ピエモンテ州ランゲ地方にみる「デザイン文化」:1990年初頭、ランゲが話題のトップにくることはなかった
コラム プロセスと意味の絶え間ない変革;アレッサンドロ・ビアモンティによるエッセイ
第2部 テリトーリオの理論と実践のさらなる展開─風景と食を焦点として
第7章 テリトーリオとパエサッジョ:田園の価値を高めたふたつのキー概念
第8章 テリトーリオ食料システムの誕生─1968年と77年におけるイタリア新左翼運動の転換から
第9章 食産業で形成されるテリトーリオ:プロジェクト・ディ・パルマ、パルミジャーノ・レッジャーノ、濃縮トマトを事例として
第10章 ナポリのテリトーリオ:街のアイデンティティを支える食文化
第11章 トスカーナ州の営農方法からみたテリトーリオの類型化とその再生メカニズム
第12章 地域への誇りと愛着が創る持続可能な地域社会
終 章 イタリア流テリトーリオの底力
あとがき
イタリア流テリトーリオの底力
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