もし、かつての見た目〈ヴィジュアル〉を取り戻せたら、
いったい何ができるだろう?
「後悔してる人、やり直したいけど勇気が出ない人に、贈りたい。この物語は、きっとあなたの背中を押してくれる」――大矢博子(文芸評論家)
授かり婚を機に音楽から離れて約20年、夢と引き換えに手にした家族も離婚で失い、今や見た目も冴えない独身中年となった宏弥。しかしある朝、宏弥の身体は、かつて実力派ヴィジュアル系バンドのボーカルとして鳴らした、学生時代のそれに若返っていた。思いもよらぬ奇跡を契機に、家族と、そして人生と、向き合い直していく宏弥の運命は――。
中身まで、若返ったわけじゃない。
なのに、どうして世界がこんなに鮮やかなんだろう。
見た目一つで、世界は大きく姿を変える。
「レゾンデートルの祈り」シリーズ著者、入魂の一作!