なぜ、京都の寺社のほとんどが渡来系なのか?
本書は、平安京の裏側を掘り起こし、「日本人の正体」に迫った1冊です。「雅な京都」の正体とは。本当は怖い「平安京」の真実とは何か。
歴史の痕跡に秘められた、知られざる京都の闇に迫る。
(本書の主な内容)
●宇治で起きていた古代史の悲劇
●祟りから逃げに逃げた桓武天皇
●平安京に祀られる寺社のほとんどが渡来系
●平安京のパワーを独占していた秦氏
●藤原氏に莫大な土地を献上した武士たち etc.
「京都には、これまで語られることのなかった秘密がゴロゴロしている。目を凝らせば、あちらこちらに『京都の古層』が埋もれていて、そこに、『京都の正体』を探るための手がかりが隠されている。 京都の裏側を掘り起こしていけば、日本人とは何か、天皇とはどういう王権なのか、われわれが知りたくて仕方がなかった「歴史の真相」が、輪郭を現してくるはずである。本当の京都、すなわち、本当の日本を探しに出かけよう」(本書「はじめに」より)
『京都の闇』を改題し、文庫化。