• 発売日:2022/04/08
  • 出版社:平凡社
  • ISBN:9784582838961

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アイヌのビーズ

アイヌのビーズ

通常価格 3,740 円(税込)
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商品説明
約2万年前から現在に至る、さまざまな種類のビーズを写真と解説で紹介しながら、アイヌの社会の中でどのような役割を担ってきたのか、各専門家の多方面からの研究成果を収録する。

序章 二万年のビーズアイランド <池谷和信>

【第一部】 北海道およびその隣接地域におけるビーズの歩み 
第1章 北東アジア大陸部と北海道の旧石器時代ビーズ <?倉純>
第2章 多様な素材と縄文・続縄文北海道におけるガラスビーズ出現前夜の特徴とは何か<鈴木建治>
[コラム]弥生・古墳時代のビーズ <谷澤亜里>
第3章 ガラス玉の導入と流通 <?橋美鈴>
[コラム]交易と玉元から明にかけて <中村和之> 
第4章 「タマサイ」と「シトキ」の成立 <越田賢一郎>
第5章 玉がつなぐアイヌと和人 <関根達人>
[コラム]交易と玉サンタン交易 <佐々木史郎> 
[コラム]アイヌの物語のなかのタマサイ <内田祐一> 
第6章 明治・大正・昭和時代の北海道のタマサイ玉の素材、飾り方、役割 <池谷和信>
[コラム]樺太アイヌにとってのガラス玉・ビーズ <田村将人> 
第7章 アイヌのビーズを展示する国立アイヌ民族博物館特別展(二〇二一)の事例から <池谷和信>
[コラム]アイヌ民具収集とタマサイの価値観について白老地区の聞き取りから <八幡巴絵>
[コラム]タマサイが語るアイヌ文化 <押野朱美> 
第8章 タマサイの現在と未来 <齋藤玲子>
[コラム]グローバル時代のアイヌ工芸とビーズ <北嶋由紀> 

【第二部】 世界のなかのアイヌのビーズ  
第9章 「文化圏」の視点でみるアイヌのビーズ <池谷和信>
第10章 動物皮からガラスビーズへ北東アジア(ロシア)少数民族コリャク <呉人惠>
[コラム]北太平洋の毛皮交易とビーズ <手塚薫> 
第11章 ビーズ素材とその変化北アメリカ北方地域先住民 <齋藤玲子>
第12章 ガラスビーズの伝統と創造台湾原住民族パイワン <野林厚志>
[コラム]現代に生きる貝ビーズ <宮地鼓> 
第13章 ビーズの生産と消費南アジア <遠藤仁>
第14章 「記憶装置」としての首飾りのビーズアフリカの牧畜民サンブル <中村香子>
[コラム]ガラスビーズとアフリカ <戸田美佳子>
[コラム]ビーズの歴史の終着点か <関口由彦> 

結論 二万年にわたる美と祈りを求めて <池谷和信>

※<>内は著者、敬称略

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