1971年、アメリカのユタ州立大が大学単一チームとしては初めて来日し、全日本および全日本学生オールスター戦を東京・国立競技場、兵庫・甲子園球場で行った。きっかけは同校ヘッドコーチのチャック・ミルズ氏。彼が以前、在日米軍基地でのフットボールクリニックのために来日し、それを聞きつけた元関西学院大監督の武田健氏が同氏に送った手紙からだった。これを機に、チャック氏と日本フットボールの歴史はスタートする。本書は、日本にフットボールを広く知らしめたチャック氏の人物像を、当時の関係者たちの言葉で紡ぎながら紹介する。