梵漢和の中世

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梵漢和の中世
  • 発売日:2026/02/20
  • 出版社:勉誠社
  • ISBN:9784585390589

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梵漢和の中世

梵漢和の中世

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商品説明
和歌とは一体いかなるものであるのか――仏教の思想と文化が広まり、定着していった中世日本において、その問いの答えは、天竺・中国・日本の三国にわたる世界認識・言語意識のなかに求められていった。
仏教に由来する言語表現や論理を、和歌はどのように受け容れたのか。その受容のなかで、和歌・和語をめぐる表現や思想はどのように深化・展開していったのか。
和歌・連歌の表現、それをめぐる注釈や説話、さらには密教学、悉曇学、神道説の言説など、和歌にまつわる「ことば」への意識と葛藤を記した諸資料を通覧・分析し、これまで見落とされてきた「もう一つの和歌史」を描き出す画期的成果。
目次
凡 例―付引用文献一覧

総 論

Ⅰ部 序の文章史
第一章  勅撰和歌集仮名序小史
第二章  勅撰和歌集序という論理―『千載和歌集』から『新続古今和歌集』へ
第三章  序における梵漢和―源為憲『三宝絵』をめぐって

Ⅱ部 悉曇の歌学史
第四章  院政期における歌学と悉曇学
第五章  顕昭の歌学と音韻相通説
第六章  仙覚『萬葉集註釈』における言語意識
第七章  『毘沙門堂本古今集注』に現れた語学的方法
第八章  『毘沙門堂本古今集注』における韻学的論理
第九章  「五音連声」の歌学史

Ⅲ部 「釈教」の和歌史
第十章  「釈教」題の和歌と「日の本」―『嘉元百首』定為歌をめぐって
第十一章 中世百首歌における「釈教」題―『嘉元百首』を中心に
第十二章 中世連歌における「釈教」―『新撰菟玖波集』をめぐって

Ⅳ部 仏教の詠歌史
第十三章 『極楽願往生和歌』における詠歌と願い
第十四章 藤原俊成における「声なるもの」の諸相
第十五章 『続古今和歌集』神祇歌と高野―祈親上人定誉を手がかりに
第十六章 『慕帰絵』における覚如の歌
第十七章 正徹の和歌と「竜女成仏」

おわりに

【参考資料】
一 院政期歌学書における音韻相通に関わる記述
二 仙覚『萬葉集註釈』悉曇および和語の音韻・文字に関わる記述(稿)
三 『続千載和歌集』所収後宇多院長歌
四 百首歌の歌題構成 抄(稿)
五 『新古今和歌集』釈教歌・『新千載和歌集』釈教歌・『新撰菟玖波集』釈教連歌 本文
六 『極楽願往生和歌』本文
七 関連略年表

あとがき
初出一覧
索引(書名索引・人名索引・和歌連歌初句索引)
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