シリーズ「〈家族〉のかたちを考える」によせて
序 章 「家族と病い」の比較家族史にむけて [田間 泰子]
第Ⅰ部 近世/近代における家族と病い
■1 日本近世の死と病いと家族
第1章 死が身近な社会の中の家族 [平井 晶子]
第2章 徳川時代における疱瘡/コレラと家族 [中島 満大]
第3章 幕末の日記史料にみる「家」と看護 [鈴木 則子]
補論1 女性の超過死亡率と家族の特徴 [鬼頭 宏]
■2 家族のいない子どもの病い
第4章 イギリス1834年新救貧法下における家族型施設養育の展開とその意義 [内本 充統]
第5章 植民地朝鮮末期の香隣園における「病い」と疑似家族 [田中 友佳子]
第6章 乳児院における母性的養育剥奪論の盛衰 [土屋 敦]
補論2 18世紀ロンドンの訪問医療と貧民家族 [野々村 淑子]
第Ⅱ部 病いの特別イシュー
■1 家族とハンセン病
第7章 戦前期日本のハンセン病者と家族 [廣川 和花]
第8章 ハンセン病をめぐる〈家族〉の経験 [蘭 由岐子]
第9章 韓国におけるハンセン人の子どもに対する烙印と差別 [金 宰亨(翻訳:咸 麗珍・田中 友佳子)]
補論3 医学史と家族の交差点 [愼 蒼健]
■2 家族とコロナ禍/パンデミック
第10章 「家族」衛生の位相 [香西 豊子]
第11章 コロナ・パンデミックによる政治と社会の重症化 [藤原 辰史]
第12章 コロナ禍が浮き彫りにした労働と家族、そして家族ケアの課題 [緒方 桂子]
補論4 コロナ禍、感染、家族のようなもの [浜田 明範]
終 章 「家族と病い」の歴史から浮かび上がる現代社会 [土屋 敦]