「権利」としての正当防衛

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商品説明
正当防衛は、攻撃者に対して防衛者が生命や財産などを守るための権利として位置づけることができるのか。ドイツの「権利論拠アプローチ」に示唆を得て、法確証の利益説を批判的に検討する。正当防衛とルソーの社会契約論との関係や、正当防衛にかかわる最高裁平成29年決定にも考察を及ぼす。
目次
はしがき
初出一覧
序 論

◆第1部 正当防衛と社会契約論
第1章 トマス・ホッブズの正当防衛論
第2章 ジョン・ロックの正当防衛論
第3章 ザムエル・プーフェンドルフの正当防衛論
第4章 社会契約論と正当防衛権
第5章 小括

◆第2部 正当防衛権の正統化根拠
第1章 法確証の利益
第2章 法確証の利益へのさらなる批判
第3章 権利に基づく正当防衛の正統化

◆第3部 他人のための正当防衛と被攻撃者の意思
第1章 被攻撃者の意思
第2章 被攻撃者の意思の重要性

◆第4部 正当防衛権の制限根拠
第1章 罪刑法定主義と目的論的縮小
第2章 罪刑法定主義と法定の正当化事由
第3章 罪刑法定主義(基本法103条2項)を中心とした正当防衛の制限に関する考察
第4章 意図的挑発の事例と権利濫用の論拠
第5章 救助のための拷問と正当防衛

◆第5部 平成29年決定と本書の立場
第1章 平成29年決定の事案
第2章 平成29年決定と相当性

◆第6部 正当防衛の新規定作成に向けた試案
第1章 日本における正当防衛をめぐる問題点
第2章 正当防衛に関するドイツの現行法と草案
第3章 草案の検討
第4章 正当防衛規定に関するドイツ草案の再検討
第5章 日本における正当防衛の新規定作成に向けた検討
結 論
参考文献一覧
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