はしがき―「幕末政治家」としての慶喜
序 章 慶喜が政治の表舞台に上がるまで
◆第Ⅰ部 一橋家当主時代
第1章 「英明」待望
1 将軍継嗣問題の発生
2 派閥の形成と条約問題
3 一橋派の敗北と慶喜の隠居・謹慎
第2章 「幕末政治家」の誕生
1 幕政改革と慶喜の再登場
2 攘夷の「人心」と慶喜
3 試された「英明」
第3章 王城を守護する
1 参予会議と政局
2 禁裏守衛総督・摂海防禦指揮への転身
3 元治国是と慶喜の動向
第4章 禁門の変と天狗党の最後
1 慶喜と「有志」家臣団
2 禁門の変と「武人」慶喜
3 捨てた「攘夷の顔」
◆第Ⅱ部 最後の将軍
第5章 再度の転身―徳川宗家継承
1 長州再征と慶喜の立ち位置
2 将軍辞職をめぐる騒動
3 開戦と家茂の死
4 新たなカリスマへの道
第6章 「開化」を目指す将軍―西洋化への道
1 特異な将軍による政権
2 我が国民を開化せしめん
3 外国使節接見の反響
4 四侯との将軍邸会議
第7章 武家政権の幕引き
1 将来を語った政権奉還上表
2 新政府参加への道筋
3 瓦解と水戸退隠
4 明治維新の中の慶喜
終 章 歴史上の「偉人」となる
参考文献
あとがき
徳川慶喜年譜
人名索引