寛永二条城行幸

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商品説明
徳川三代の対朝廷戦略、その到達点と限界―
寛永3(1626)年に行われた後水尾天皇の行幸から400年を迎える2026年、京都では行幸行列を再現する記念行事が開催される。華麗な行幸の全貌とともに、その意義が「徳川の血を引く天皇を立てる」という外戚戦略にあったことを明らかにする。また、この行幸に際して大改修が行われた二条城の城郭史的特質も解明する。
目次
はしがき

序 章 東福門院徳川和子の入内は何ゆえ行われたのか

第1章 関ヶ原合戦後の地政学
 関ヶ原合戦と戦後の領地分布
 豊臣家と秀頼の政治的地位
 京都の政治的位置
 大坂の陣

第2章 徳川和子の入内
 後水尾天皇の即位
 西国問題としての福島改易事件
 豪華絢爛たる入内行列

第3章 寛永二条城行幸
 二条城行幸の企図
 二条城の大改修
 洛中洛外図屏風の謎
 行幸当日の次第
 五日間の行幸行事

第4章 高仁親王即位問題
 徳川系皇子の誕生
 高仁親王即位の決定
 「太子崩御」

第5章 紫衣事件
 副次的な紫衣問題
 家康の法度と幕府の宗教政策
 寛永四年の寺院法令とその運用
 沢庵らの抗弁書提出
 一年後の江戸召喚
 峻厳な処分

第6章 明正女帝の即位
 後水尾天皇の譲位問題
 紫衣事件と女帝問題
 春日局の参内と譲位
 後水尾天皇と東福門院の時代

終 章 寛永二条城行幸の歴史的意義

補論1 関ヶ原合戦と近世の国制
 はじめに
 関ヶ原合戦とその政治的帰結
 家康の将軍任官と慶長期の二重公儀体制
 徳川幕府と朝廷
 むすびに

補論2 禁裏と二条城
 中世の里内裏から近世の禁裏へ
 天下人と禁裏造営
 徳川幕府と二条城
 むすびに

補論3 高仁親王即位問題と紫衣事件
 はじめに
 徳川和子の入内
 高仁親王の誕生と即位問題
 紫衣事件
 むすびに

参考文献
あとがき
事項索引
人名索引
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