「これは日常を変えていく脱走と再生の記録」
私は数年前まで娘で母で主婦で妻で、そのすべての役で最優秀賞をとろうとしていた。
危ない危ない。
気づけばどの役でも息苦しくなり、それでも見て見ぬふりを続け、だけどついに直視することになった。
この本は、35歳から40歳までの私が〝自分のほんとうの望み〞に気づき、迷いながらも現実を見つめなおし、日常を変えていく脱走と革命の記録である。
(本書 はじめにより)
日記文学の完成形とまで言われた、エッセイスト・スイスイによる待望の新刊。
できることならば自分のなかにだけ留めておきたくなるような、心の奥や、赤裸々な日々、人間関係について。
それを躊躇なく、風が吹くように描いてくれる著者の泣いて叫びたくなる大傑作エッセイ集。
SNSで3645万回読まれ、著者の近所の郵便局の人にすら届いていたという作品“その春にはいけないけど”も収録。