四毒を抜いてゼロ
四得を摂ってプラスの体に!
小麦、砂糖(甘いもの)、植物油、乳製品、これら体に害を及ぼす「4つの毒」をやめようと提案した『四毒抜き実践ガイド』。おかげさまで大好評をいただき、実践したところ「体が健康になった」「ずっと悩まされていた不調から解放された」「気持ちも前向きになった」「人生が好転した」など、心身の変化を実感する声がたくさん届きました。
今回のテーマは「4つの毒を抜いて」、「何を食べるのか」ということです。まず大切なことは、体によくないものを抜いて体のマイナス要素(毒)をゼロにすること。そして次に重要なことは、何をプラスすれば(食べれば)健康になれるか、なのです。
私がおすすめするのは、米や海の幸・山の幸、発酵食品、旬のものです。具体的にいえば、ごはん、焼き 魚や刺身、海藻や野菜の味噌汁、ぬか漬けなど。
これらを見て、何か気づきませんか?
そう、日本の昔ながらの家庭料理なのです。特別な食材を使ったり、手の込んだ料理をつくったりするわけではありません。私はこれらを「4つの得」、「四得」と呼んでいます。マイナス要素をゼロにした体にプラスすることで我々を健康にしてくれるものだからです。
ただ現代社会で、このような昔ながらの和の食事をされている方が激減しています。「忙しい」「面倒」などの理由で、レトルトやインスタント食品でさっと済ませたり、パンやパスタといった小麦や砂糖をたっぷり使った料理ばかりを口にしたり……。
食べものは肉体をつくるだけではなく、心もつくります。例えば、子どもの頃、お菓子ばかり食べているお子さんは、精神バランスを崩す可能性が高くなります。レトルト食品やインスタント食品ばかり食べるような食習慣もしかり。米、海の幸や山の幸、味噌やしょうゆ、ぬか漬けといった発酵食品、そして、四季折々の食材は、日本人が長い歴史の中で、恵み豊かな自然環境や季節のサイクルに沿って選んできたのです。四得は日本人の心身に適応する食材であり、日本人本来の生命力を取り戻せる食材でもあります。
真の健康は、引き算だけではなく足し算も非常に重要。まずは体を害するものをやめて、次に体が喜ぶものを摂取する。その実践的なアドバイスを、本書では紹介します。今回もまた、図解やイラストをたくさん用いて、わかりやすく解説します。そして、妻の純子による四得摂りレシピももちろん掲載。
難しいことはありません。「昔ながらの日本の食事」に戻すだけです。今すぐすべてを実践する必要もありません。できそうなことから1つずつはじめてみましょう。少しずつでも、あなたの体が、心が変わっていくことを実感できることでしょう。