1.精神看護の概要 2.精神科医療福祉の歴史と法制度 3.こころの構造・機能・発達 4.精神看護の対象理解とアセスメント 5.精神障害の薬物療法と看護 6.統合失調症スペクトラム症および他の精神症群の看護 7.気分症群(双極症および関連症群および抑うつ症群)の看護 8.不安症群、パーソナリティ症群等の看護 9.神経発達症群のある人の理解と看護 10.アディクション看護(1) 11.アディクション看護(2) 12.精神科リハビリテーション 13.地域生活を支える看護 14.当事者とその家族への支援 15.コンサルテーションとリエゾン精神看護
看護学において人を生物学的・心理社会学的存在として捉える全人的観点は必須である。本書は対象を、「精神活動の主体」、「成長し続ける主体」、「地域で生活する主体」として捉え、対象の自立支援を主軸に解説する。
こころの健康や精神疾患とその看護についての理解、精神科医療における行動制限や人権擁護・法制度についての理解、精神科リハビリテーションや地域における生活支援についての理解を目標とする。