本書は「話す・聞く・読む・書く」ことに不自由がない、日本語母語話者を対象として、日本語の説明的な文章を書くための基礎的な実践能力を養うことを目標とする。だれが読んでも理解でき、みなが同じ理解に至る文章を書くのに必要となる「書く力」、「文章を読んで理解する力」、「考えを整理し組み立てる力」、「実践応用に必要となるスキル」、「人前できちんと話すスキル(プレゼンの仕方)」を全15章で取り上げた。大学におけるレポートや、ビジネス文書などを執筆するために必要となる知識とスキルを身につけてほしい。
1.文章の目的と性格 (書くスキル①)
2.文章の種類と文体 (書くスキル②)
3.パラグラフで読む・パラグラフを読む (読むスキル)
4.接続と接続語のこと (考えるスキル①)
5.パラグラフで書く・パラグラフを書く (書くスキル③)
6.日常の中にある論理 (考えるスキル②)
7.推論の導き方 ―演繹・帰納・アブダクション― (考えるスキル③)
8.文章の型① ―三角形型と逆三角形型― (書くスキル④)
9.文章の型② ―起承転結型から起承“論”結型へ― (書くスキル⑤)
10.レポートを書こう!① ―タイトルから観点の整理まで― (実践のスキル①)
11.レポートを書こう!② ―調べる・考察する― (実践のスキル②)
12.日本語との付き合い方 (実践のスキル③)
13.自分の文章は自分で直す ―「自己添削」の方法―(実践のスキル④)
14.プレゼンテーションをしよう!―“わかる”見せ方・話し方―(話すスキル)
15.一読して“わかる”文章を目指して ―まとめとこれから―