農業生産段階から、食品製造、食品流通、外食、そして家庭での消費に至るフードシステムの姿とそこにおける各産業主体間の価格や品質をめぐる調整関係を示すとともに、各産業の構造と行動、消費者の意識や行動について解説する。あわせて、国際的な食料をめぐる状況、食品や食料供給に関わる国内産業の状態の変化とそこから生じる課題について解説する。以上を通じ、フードシステムが抱える課題とその改善の方向を論じられるように材料を提供する。
1.フードシステムとは何か
2.農業生産の現状と課題
3.農業経営体の多様化
4.農産物・食品卸売業の構造と変容
5.食品製造業の特徴と展開
6.外食産業・中食産業の成長と特徴
7.食品小売業の機能と特徴
8.消費者の食品選択行動と市場
9.フードシステムの存続と市場
10.食品の安全、信頼の確保とその考え方
11.食品廃棄と食品産業、消費者の行動
12.食生活と健康、食文化
13.食料政策と地域のフードシステム
14.日本における食料の輸出と輸入
15.2050年のフードシステムのために