第1部 上部消化管 各 論
■ 1章 消化管出血[Gastrointestinal Bleeding]
極論1 血行動態を何よりも(内視鏡よりも)優先させる
極論2 数分で把握する病歴と身体所見
極論3 黒色便と血便の本当の意味は…?
極論4 リスク評価は経験のない若手の味方
極論5 過剰な輸血はしない
コラム1 小腸出血
■ 2章 胃食道逆流症[Gastroesophageal Reflux Disease;GERD]
極論1 警告徴候がなければPPI,診断的治療でもPPI
極論2 PPI投与,実は「食後」よりも「食前」
極論3 無敵のPPIにも「弱点」はある
極論4 生活指導でPPIをサポートする
極論5 GERDは胸焼けだけではない
コラム1 バレット食道
■ 3章 嚥下障害[Dysphagia]
極論1 まず症状発現のタイミングで分ける.「すぐか?」「 数秒後か?」
極論2 食道性嚥下障害は「内視鏡」が必須
極論3 口腔咽頭性嚥下障害なら「嚥下造影検査」「耳鼻科評価」
極論4 最後は「食道内圧測定」を行う
コラム1 好酸球性食道炎(Eosinophilic Esophagitis;EoE)
■ 4章 消化性潰瘍[Peptic Ulcer]
極論1 潰瘍の原因はストレス・コーヒーよりも「ピロリ・NSAIDs」
極論2 酸分泌の抑制,これ一本で勝負!
極論3 みつかったらすぐに「除菌」
極論4 悪性病変の除外を忘れない
コラム1 HP 感染胃の内視鏡所見
■5章 機能性消化管障害[Functional Gastrointestinal Disorders; FGID]
極論1 FDでは内科医の素養が試される
極論2 FD患者でピロリがいればまず除菌.それ以外のFDの治療は症状ベースで
極論3 FDの治療の主体は「酸分泌抑制」と「消化管運動機能改善薬」
極論4 警告徴候がなく排便に関連した慢性的な腹痛がIBS
極論5 IBSは4タイプに分類する
極論6 IBSの治療戦略は「便秘型」「下痢型」「混合型」で分ける
幕 間
■ 6章 内視鏡診療[Endoscopy]
極論1 内視鏡検査のリスクマネジメントは術前から始まる
極論2 抗血栓薬の休薬はリスクとベネフィットのバランスで考える
極論3 持続可能な内視鏡診療のために人間工学が必要
第2部 下部消化管 各 論
■ 7章 下 痢[Diarrhea]
極論1 発症4週間以内か? 以上か? それが問題だ
極論2 便培養よりむしろCDトキシン
極論3 医原性の下痢は意外と多い
極論4 慢性下痢ではまず,IBSを除外する
極論5 便のことを聞く!
コラム1 自宅での経口補水液のつくり方 / コラム2 便の浸透圧較差
■ 8章 便 秘[Constipation]
極論1 便秘の陰に「病」あり
極論2 患者の悩みは何なのか…?」を知る
極論3 治療戦略は3つに分ける(機能性便秘症):「NTC」「STC」「機能性便排出障害」
極論4 刺激性下剤の乱用はよくみかける
■ 9章 感染性腸炎[Infectious Enterocolitis]
極論1 まず「小腸型か」「大腸型か」を判断する
極論2 その検査は必要か?
極論3 抗菌薬は不要
極論4 2週間以上下痢が続いたら「頭を切り替える」
コラム1 腸の問題だけで終わらないこともある
■ 10章 大腸癌[Colorectal Cancer]
極論1 便潜血検査は大腸内視鏡検査とセットで考える
極論2 スクリーニングの質はADRで決まる
極論3 家族歴を必ず確認.意外に多いリンチ症候群
極論4 鉄欠乏貧血をみたら必ず大腸癌を鑑別診断に入れる
第3部 肝胆系 各 論
■ 11章 肝臓系検査[Liver Test]
極論1 「肝機能検査」は肝臓の機能をみる検査にあらず
極論2 肝臓系検査異常は3パターンに落とし込む
極論3 肝臓の合成能はアルブミン,プロトロンビン時間(PT)
■ 12章 脂肪性肝疾患[Steatotic Liver Disease;SLD]
極論1 MASLDは単なる肝疾患ではなく全身疾患と捉える
極論2 脂肪肝をみたら,飲酒習慣,内服薬,肝疾患の家族歴などを必ず確認
極論3 太っていなくてもMASLDになる.特に日本人は要注意
極論4 FIB-4 indexを用いてハイリスク群を同定する
極論5 特効薬はない.食事・運動療法が基本
コラム1 肝線維化マーカー
■ 13章 胆石関連疾患[Gallstone Disease]
極論1 癪は胆石か…?
極論2 無症候であれば,経過観察もしない
極論3 結石がなくても胆嚢炎は起きる
極論4 急性胆管炎はとにかく閉塞の解除
■ 14章 ウイルス性肝炎[Viral Hepatitis]
極論1 B型肝炎では感染のどのフェーズにあるかを確認する
極論2 免疫抑制を伴う治療をするならB型肝炎の再活性化に注意する
極論3 C型肝炎はほぼ治る時代だが,感染に気づいていない場合があるので注意!
極論4 慢性肝疾患の患者ではA型肝炎ワクチンを
コラム1 HCVと糖尿病との関連性
■ 15章 肝硬変[Liver Cirrhosis]
極論1 代償性か, 非代償性か,それが問題だ
極論2 腹水を有する患者が入院したらすぐにtap!
極論3 肝性脳症では誘因を検索して除去する
極論4 栄養も大事.肝硬変ではサルコペニアに注意!
コラム1 日本におけるカルベジロールの用い方