人生についての断章 新装版
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商品説明
「現在、世界のほとんどの国において、歴史は国家的視点に立って教えられているが、国家は発展も衰退もするから純粋に国家的な希望は、当面はたとえ不分明であれ不可避的な年代的限界を有する。その上、国家の偉大さを教え込むために、歴史教育で最も強調される要素は、人類全体の栄光とはまったく無関係な他民族の征服と支配などである。人類全体の栄光を理解させるためには、人類の祖先の苦闘の先史的地質学的記録と人類の文明全体の歴史を教えなければならない。この過去の記録を学べば人類全体の動きが分り、学生はおのずと未来に向かう人類発展の動きを継続させようという気になる。」(「長い目で見ること」)

『西洋哲学史』ほかの著書で知られる20世紀を代表する哲学者、ラッセルが、1931年から1935年にかけてアメリカの新聞に連載したエッセイを収録。愛、結婚、自由、戦争と平和、進歩、知識、科学など、人生や社会における、さまざまな問題について、すばらしい相談相手となる。プラトンのいう「時代を超越して万物を見る人間=哲学者」の眼と、数学者、論理学者、教育者、平和運動家としての活動の経験が生きている。不況と不安の時代のなかで執筆された、知性とウイットに富む78篇。
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