知の行進

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商品説明
2000年もの間、感染症は「悪い空気(ミアズマ)」がもたらすものだと曖昧に考えられていた。しかし「病気を媒介するもの(コンタギオン)が存在する」という説が登場すると、多数の科学者や、科学者ではなかった者達の探索と知識のリレーにより、300年で感染症学の基盤が作られる。本書はその劇的な進歩の過程を、ジェンナー、パスツール、コッホを中心に、研究者間の論争や世論との衝突、現代への多大な影響も含めて描きだす。
目次
第1章 「病気の正体」をめぐるせめぎ合い

第2章 最初の予防接種——人痘種痘
1 啓蒙主義と人痘種痘の出会い
2 人痘種痘に対する反発
3 日本への導入

第3章 ジェンナーと牛痘種痘
1 田舎医師にしてナチュラリスト
2 さまざまな種痘の試み
3 牛痘種痘の拡大
4 日本での普及

第4章 パスツール——微生物学とワクチン学の創始者
1 大胆な仮説と緻密な観察
2 生物・病気・ワクチンの世界へ
3 ヒトへのワクチン接種の始まり
4 晩年のパスツール

第5章 コッホ——病原細菌学の確立
1 自然観察の先にあった細菌の世界
2 病原細菌学の世界へ
3 コッホ門下の研究者たち
4 世界中を駆け回った研究者

第6章 パンデミック時代への遺産
1 ジェンナーの予言
2 パスツールの慧眼
3 コッホの技術の拡張
4 現代科学から見た三人の先駆者

あとがき
主要参考文献
索 引
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