〈ネイチャーポジティブ〉入門
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商品説明
いま、気候変動、生物多様性の喪失、そして生態系の崩壊という課題に直面するなかで、さまざまな産業分野で〈ネイチャーポジティブ〉への意識が高まっている。
本書は〈ネイチャーポジティブ〉とは何を意味するのかを多様な視点から解説するとともに、それを実現するために必要な取り組み、その実現可能性、そして何よりも、それがなぜ「今」不可欠な行動なのかを明らかにする。
自然を守り、人類の安全な未来を築きたいと願うすべての人にとって、必読の一冊。
目次
PART I ここまでの歩み

1 ネイチャーポジティブの誕生  マルコ・ランベルティーニ

2 人類の「大いなる上昇」と自然の「大いなる衰退」  マルコ・ランベルティーニ
2.1 「大加速」の時代
2.2 古代に遡る――人類の過去と向き合う
2.3 「大いなる脅威」:惑星の限界と生物物理学的転換点――地球(そして人類)へのコードレッド

3 「大いなる覚醒」  マルコ・ランベルティーニ
3.1 「開発のパラドックス」
3.2 なぜネイチャーポジティブなのか――道義的責務から人間の安全保障へ
3.3 ネイチャーポジティブは〈人にもポジティブ〉:社会的公正と公平性の基盤
3.4 自然の価値を認識する
3.5 食の自然
3.6 気候と自然 ― 現代の生態危機を形づくる相互依存の両輪
3.7 水は蛇口から来るのではない――水の現実
3.8 自然、人間の健康、ウェルビーイング
3.9 ネイチャー(ポジティブ)を推進するビジネスの意義

4 ネイチャーポジティブへの道――転換点へ向かう「大いなる移行」  マルコ・ランベルティーニ
4.1 願望から測定可能な地球規模の目標へ――ネイチャーポジティブの定義
4.2 いま必要なのは自然を〈減らさない〉世界ではなく、〈増やす〉世界
4.3 「ネット(正味)」という概念の必然性
4.4 ネイチャーポジティブの測定――完璧を善の敵にしないために
4.5 地球規模の目標と生物多様性計画は整った――次は実行あるのみ
4.6 ネイチャーポジティブ経済への移行――企業と金融の貢献
4.7 市場だけでは不十分――規制の重要な役割
4.8 抵抗への抵抗――「大いなる移行」を阻む壁と障害
4.9 「大いなるチャンス」――スピード、規模、ポジティブへの転換点
4.10 前へ進もう!

PART II 安全で公正な未来への移行

5 ネイチャーポジティブの科学  ジョセフ・ブル

6 ネイチャーポジティブな社会の構築  ハーヴィー・ロック & ルロイ・リトルベア、エリアン・ウバリジョロ、ブリジット・バプティスト、フーウェン・ウェイ
6.1 世界がネイチャーネガティブになった経緯
6.2 グローバルな移行に向けた私たちの立ち位置
6.3 社会的に必要とされるシフト
6.4 未解決の課題

7 ネイチャーポジティブ経済におけるビジネスの役割 エヴァ・ザベイ
7.1 初期の取り組み:ビジネスがサステナビリティ課題に関わり始めた頃
7.2 自然の価値を認める先駆的企業の取り組み
7.3 ビジネスの集合的動きが政策目標を後押し
7.4 ビジネス行動の拡大と加速
7.5 今後の展望

8 ネイチャーポジティブ・ファイナンス  ドロシー・マセケ
8.1 ネイチャーファイナンスの歴史
8.2 現状
8.3 戦略とフレームワーク
8.4 ネイチャーポジティブのための金融手段

9 ネイチャーポジティブ・ガバナンス  カルロス・マヌエル・ロドリゲス & ソンジャ・サビタ・ティールックスィング
9.1 国際環境アーキテクチャの進化
9.2 国家・国際レベルでの分断の課題
9.3 「統合」という進化するグローバル・パラダイム
9.4 ネイチャーポジティブ・ガバナンス達成のための指針

用語集
索引
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