はじめに
序 章 施設職員を「労働者」としてみる
1 労働問題研究の背景と目的
2 労働問題研究の視点と枠組み
3 労働問題研究の対象と方法
4 本研究の課題と構成
第Ⅰ部 先行研究と労働問題の歴史
第1章 施設職員に関する先行研究の分析
1 社会福祉労働に関する先行研究
2 労働条件・労働環境
3 健康状態とストレス
4 支えになったものと仕事のやりがい
5 小規模化の影響
6 研修体制
7 働き続けられる環境づくり
8 労働組合の役割
9 国・自治体の役割
10 先行研究の意義と課題
第2章 児童養護施設における労働問題の歴史――1945~2024年
1 戦争孤児の保護と児童養護施設の設立――1945~1953年
2 労働運動の高揚と制度の改善――1954~1972年
3 労働運動の停滞と労働時間短縮問題――1973~1994年
4 社会福祉の市場化と施設内虐待・労働争議の続発――1995~2010年
5 小規模化・地域分散化の推進――2011~2019年
6 コロナ禍と地域分散化の影響――2020~2024年
7 歴史区分ごとの労働問題の共通性と特徴
第Ⅱ部 施設職員の労働条件
第3章 基本属性・施設の形態・就業の条件・職種等
1 基本属性
2 施設の形態・就業の条件・職種等
3 基本属性等からみた職員の状況と意識
第4章 給与体系
1 年 収
2 賞与の有無と支給月数
3 昇給の有無と額
4 職員の賃金
第5章 労働条件
1 有給休暇の有無と取得日数
2 週当たりの実労働時間
3 月当たりの超過勤務手当の支給時間数
4 宿直の回数
5 職員の労働条件
第Ⅲ部 施設職員の健康状態と人間関係
第6章 健康状態とストレス
1 自覚症状
2 精神的ストレス
3 仕事上の不安・悩みと相談相手
4 健康状態・ストレスと人間関係
第7章 退職を考えた時に支えになった要因
1 仕事を辞めたいと思った理由と支えになったもの
2 長く続けられている理由
3 辞めたいと思った時に何が支えとなったか
第8章 施設職員として働くことになった経緯と仕事のやりがい
1 施設職員として働くことになった経緯
2 仕事のやりがい
3 労働環境の保障と積極的な情報発信
第9章 子どもと家族からの行政機関や施設に対する苦情や要望
1 子どもと家族からの苦情や要望
2 苦情や要望の内容
3 苦情や要望の捉え方と対応
第Ⅳ部 施設職員の労働問題を規定する要因
第10章 小規模化の影響
1 アンケート調査からみた小規模化の影響
2 インタビュー調査からみた小規模化後の変化と課題
3 小規模化の影響と課題
第11章 研修体制
1 研修の内容・回数
2 役立った研修の内容
3 今後望む研修内容
4 研修の実態と課題
第12章 働き続けられる環境づくり
1 職員が安心して働き続けるために必要なこと――アンケート調査から
2 施設で安心して働き続けるための配慮――インタビュー調査から
3 職員集団づくりの方法――インタビュー調査から
4 職員が安心して働き続けられるために
第13章 労働組合の役割
1 労働組合の有無と必要性――アンケート調査から
2 労働組合の必要性を「感じる」「感じない」理由
3 労働組合の必要性と意義――インタビュー調査から
4 総合考察
5 労働組合の役割と課題
第14章 国・自治体の役割
1 アンケート調査からみた本調査および国・自治体に対する要望・意見
2 インタビュー調査からみた国・自治体への要望・意見
3 国・自治体の役割と課題
終 章 子ども・職員双方の人権が保障される環境づくり――施設における労働問題と対策
1 児童養護施設における労働問題
2 子ども・職員双方の人権保障に向けた課題
3 労働問題研究の意義と今後の課題
おわりに
参考文献
巻末資料
索 引