はしがき
序 章 能力主義と教育社会学(山口 毅)
第Ⅰ部 能力主義を問い直す
報告1 行政学から見た能力主義(金井利之)
報告2 能力原理により正当化される配分と支援(桜井智恵子)
報告3 「能力」から「必要」に応じた分配の構想へ(広瀬義徳)
指定討論1(大多和直樹)
指定討論2(広田照幸)
応答と討議
第Ⅱ部 能力主義批判をめぐる対話
第1章 教育社会学への批判をどう引き受けるか(大多和直樹)
第2章 「能力の共同性」と能力主義批判について考える――教育経済学的アプローチに基づく実書研究を行ってきた者の視点から(島 一則)
第3章 「必要に応じた分配論」が教育社会学研究に問うていることとは――具体的事例の検討を踏まえた一考察(居郷至伸)
第4章 マイノリティの子どもの学びから考える能力主義の乗り越え方――能力実体論から能力関係論へ、臨床的教育社会学研究の射程を考える(清水睦美)
第5章 能力主義に関する考察(金井利之)
第6章 排除でも包摂でもなく:制度化された不正義――J・ロールズを手がかりに(桜井智恵子)
第7章 「稀少性」に基づく分配論から「関係性」に基づく分配論への転換――アイリス・M・ヤングの分配パラダイム批判を手がかりに(福島賢二)
第8章 教育社会学における能力主義批判に関する提言――能力関係論の視角から(山口 毅)
あとがき
人名/事項索引