はしがき
序 章 なぜ『基礎づけ』に立ち向かうのか
1 倫理と倫理学への誘い
2 カント倫理学の影響力
3 カント倫理学に対峙する
4 カントと共に哲学する
第1章 『基礎づけ』はそもそも何のために?──序言を読む
はじめに──『基礎づけ』の成り立ち
1 『基礎づけ』のねらい
2 『基礎づけ』の位置づけ
3 『基礎づけ』の構成
おわりに──第一章を読む前に
コラム① 倫理学と心理学──似て非なるもの?
第2章 善い意志とはいかなる意志か──第一章を読む
はじめに──第一章の方法
1 「善い意志」──条件づけられたものとそれを条件づけるもの
2 目的論的自然観と理性
3 善い意志と義務
4 意志の形式的原理
5 法則とはいかなるものか
6 実践哲学が必要な理由
おわりに──第二章への歩み
コラム② 動機がよければ結果はどうでもよい? それとも、結果がよければ動機はどうでもよい?
第3章 道徳は無条件か──第二章を読む(1)
はじめに──第二章の方法
1 通俗的な道徳哲学の却下
2 理性とは何か
3 命法一般のありかた
4 定言命法の基本定式
おわりに──理性から道徳の最上位の原理へ
コラム③ 普遍的な道徳はあるか、道徳は普遍的であるべきか
コラム④ 感情は道徳と無関係?
第4章 道徳原理に肉づけする──第二章を読む(2)
はじめに──原理を表現しなおすという課題
1 定言命法の定式化Ⅰ──自然法則の定式
2 義務の例示
3 定言命法の定式化Ⅱ──目的自体の定式
4 アプリオリな原理としての定言命法
おわりに──「アプリオリ」の二側面
コラム⑤ 人を手段として扱ってはならない?
第5章 道徳は自律か他律か──第二章を読む(3)
はじめに──ふたつの定式を結合する
1 定言命法の定式化Ⅲ──自律の定式
2 目的の国
3 ここまでの議論の整理
4 自律と他律
おわりに──批判哲学の必要性
コラム⑥ 目的の国とギュゲスの指輪、Why Be Moral?問題
第6章 人間は自由なのか、それとも自然法則の奴隷なのか──第三章を読む
はじめに──「純粋実践理性批判」という最終課題
1 自律と自由
2 自由と理性
3 道徳の理念への関心
4 循環からの脱出
5 定言命法はいかにして可能か
6 実践哲学の限界
おわりに──『基礎づけ』の完全性と不完全性?
コラム⑦ 自由とは何か
本論で引用・言及した文献
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あとがき
索 引