はしがき
序 章 「行政」は学校のなかでどのように扱われてきたのか――身近に存在する「行政」についての「学び」
1 学校教育のなかの「行政」
2 社会生活のなかの「行政」
3 「行政」についてしっかり学ぼうとすると……
4 「行政」についてあらためて考えてみると……
第Ⅰ部 生活の「まわり」を見てみよう――行政への期待と課題
第1章 地域公共交通は使い続けられるのか――アクター間の連携
1 生活に身近な地域公共交通の変化
2 地域公共交通における行政の役割
3 「使い続けられる」地域公共交通に向けて
第2章 あの大きな橋はだれが架けたのか――公共事業をめぐるアクターと制度
1 橋を渡って海の向こうへ
2 事業をもたらすのはだれなのか
3 工事を完成させるのはだれなのか
4 あの橋を架けたのはだれだったのか
第3章 どうすれば商店街は活性化するのか――ローカル・ガバナンスにおける行政の役割
1 衰退していく商店街
2 地域において商店街が果たす役割
3 商店街活性化における行政の役割
4 変化が求められる行政スタイル
第4章 なぜ景観を守り育てるのか――地域のビジョンの共有とその方法
1 景観とは何か,それをつくるのは誰か
2 景観にかかる政策目標やルールはどのように決まるか
3 なぜ行政が景観に取り組むようになったのか
4 これからの景観まちづくりに行政はどうかかわるべきか
第5章 なぜ社会保障は提供されるのか――基本的人権としての社会権
1 人生のさまざまなリスクに対応する社会保障
2 なぜ社会保障に行政がかかわることになったのか
3 日本の社会保障の担い手
4 「公助」としての社会保障
第6章 少子化はなぜ止まらないのか――給付行政にとどまらない行政へのニーズ
1 止まらない少子化
2 少子化への取組み
3 なぜ少子化は止まらないのか
小括1 政策研究への誘い
1 政策とは何だろう?
2 政策は何のためにあるのだろう?
3 学問を通して政策を考える
4 政策学的想像力を持とう
第Ⅱ部 生活の「向こう」を見てみよう――行政の実態と課題
第7章 なぜ行政の窓口で「たらい回し」は起きるのか――苦情処理と行政改善
1 行政の窓口における「たらい回し」
2 「たらい回し」が起こる原因とその対応方法
3 行政相談制度
4 公的オンブズマン制度
5 市民の声による行政改善に向けて
第8章 民主的なリーダーがルールを守らない場合どうするか――新型コロナ危機下における民主的正統性と制度的統制との衝突
1 民主的リーダーの暴走に歯止めをかけるには
2 新型コロナ危機下の日本とドイツの対照性
3 民主的リーダーによるワクチン接種順違反
4 ヴィーガント市長職務停止と徹底抗戦
5 市長辞任と繰り上げ市長選
6 党派的統制と制度的統制を両立させるには
第9章 だれが行政運営について決めているのか――政治家と官僚組織との関係
1 行政運営における決定のルール
2 政策過程における政治家と官僚
3 政官関係の変容と官僚制
4 政官関係の在り方
第10章 「お役所仕事」は本当に無駄なのか――官僚制とその逆機能
1 「お役所仕事」とは
2 「お役所仕事」はなぜ生まれるのか
3 「お役所仕事」再考
4 「お役所仕事」の存在意義
第11章 公務員になぜなるのか――公務員制度の理念
1 公務員をなぜ志望するのか/しないのか
2 公務員にはなぜ採用試験が課されるのか
3 公務員採用後の実態はどうなっているのか
4 公務員になぜなるのか
第12章 何が地域おこし協力隊の成否を左右するのか――地域づくりにおける自治体,地域そしてヨソモノの連携
1 地域おこし協力隊とは
2 協力隊を原点に立ち返って考えてみる
3 協力隊に伴うトラブル
4 成果を形にするために
小括2 行政研究への誘い
1 行政を研究しよう
2 行政の監視や統制
3 官僚制の特性
4 変化する行政研究
終 章 教育は行政にどのような貢献を果たすのか――社会問題に主体的に取り組む「市民」の育成
1 行政の教育への期待
2 学校教育の提供
3 行政の教育への姿勢
あとがき
索 引