- 発売日:2026/09/01
- 出版社:ミネルヴァ書房
- ISBN:9784623101092
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イシューからはじめる財政
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商品説明
本書は、 現実世界で起きている具体的なイシュー(問題)から出発し、 それがどのように財政と結びついているのかを探っていく。その過程で各国が解決に向けて採った多様なアプローチを紹介し、それぞれの社会が持つ独自の価値観や文脈を明らかにしながら、自国への教訓を見出すことも目指している。財政から、グローバルに現代社会を考える道筋もつける従来にない教科書。
目次
はじめに
序 章 なぜ私たちは財政を学ぼうとするのか?
1 身近な問題から財政を考える
2 持続可能性と知識社会という課題の軸
3 グローバル化時代の国際比較の意義
4 本書の構成――13のイシューから見る財政の姿
5 財政の未来
第1章 グローバリゼーションと財政
1 経済グローバリゼーションの進展
2 グローバリゼーションと財政
3 財政学における「内と外」――国際政治経済学との対話
コラム1 グローバリゼーションと「課税ベースの空洞化」――Facebookの隠された顔と底の抜けたStarbucks
コラム2 多文化共生社会への三本の柱――ディストピアとユートピアを超えて
第2章 金融危機と財政
1 金融危機と財政危機
2 世界金融危機
3 政府債務危機とユーロ危機
コラム1 財政の持続可能性の考え方
コラム2 政策を形成するのは誰? 英国リズ・トラス政権の経験から
第3章 公企業の民営化と財政
1 公企業の役割と歴史的背景
2 公企業の存在意義と現代的課題
3 世界における公企業の現状と分類
4 公企業における内部相互補助機能
5 公企業の民営化と規制緩和
6 公企業は競争に弱いのか?
コラム1 鉄道の運賃についてみんなで考えよう
コラム2 民営化のもう一面,廃線の危機に直面するローカル線
第4章 インフラと財政
1 インフラ整備を巡る対立
2 インフラ整備の理論
3 インフラ整備の歴史的展開
4 中国のインフラ整備はどのように実現したのか
5 インフラ整備の南北問題――老朽化と整備需要
コラム1 新規投資が進められなくなった日本
コラム2 途上国のインフラ整備――ハンバントタ港の事例
第5章 移民と財政
1 移民とはなにか,移民(外国人)政策をめぐる現状
2 転機を迎える外国人政策
3 移民と経済学
4 移民と自治
コラム1 租税抵抗と福祉ショービニズム
コラム2 多文化共生と財政調整のジレンマ
第6章 ジェンダーと財政
1 ジェンダー不平等とは何か
2 経済学とジェンダー不平等
3 家族や性のあり方と関係する財政
4 ジェンダー予算とは
コラム1 デンマークにおける税制とジェンダー平等
コラム2 アファーマティブ・アクションは必要か?
第7章 教育と財政
1 教員不足という先進国共通の課題
2 教育財政の理論的視座
3 日本の教育制度と教員不足の構造
4 ドイツの教育制度と教員確保の課題
コラム1 資格社会ドイツの変容――職業教育の高度化と大学進学率の上昇
コラム2 教育支出の国際比較
第8章 脱炭素と財政
1 脱炭素というイシュー
2 カーボンプライシングの理論
3 日本の脱炭素政策と構造的停滞
4 ドイツのエネルギー転換と財政
コラム1 地域熱供給システム
コラム2 次世代のエネルギー産業
第9章 住宅不安と財政
1 住宅不安という都市的リスク
2 持ち家社会の日本が直面する住宅問題
3 政策で住宅を供給する国 オランダの場合
4 居住保障と空き家問題
コラム1 空き家が増えているのに日本の住宅価格はなぜ上がる?
コラム2 京都市の非居住住宅利活用促進税
第10章 貧富と財政
1 格差の多面性――経済格差から再び階級社会へ
2 貧困との闘い
3 富との共存
4 福祉のユニバーサル給付
コラム1 選別主義的給付と普遍主義的給付
コラム2 消費税は低所得者と高所得者のどちらに負担が大きいのか?
第11章 ポピュリズムと財政
1 あなたはポピュリストですか?
2 財政における民主主義の機能
3 そもそもポピュリズムとは
4 財政ポピュリズムについて
5 財政ポピュリズムを乗り越えるためには
コラム1 フリーライダーはどこにいる? ふるさと納税から考える公共財
コラム2 減税すべきか増税すべきか
第12章 地域経済と財政
1 なぜ地域間格差は問題なのか
2 地域経済発展の理論
3 地域再生に必要な公的資金循環
4 地域経済政策の歴史的展開
5 ドイツの地域政策と公的資金循環
コラム1 水平的財政調整を廃止したドイツ
コラム2 国境を越えた財政調整は可能か? Next Generation EUの挑戦
第13章 地方自治と財政
1 日本:集権的分散システムのもとでの残余の地方自治
2 北欧・デンマーク:高負担・高福祉を支える強い基礎自治体
3 ドイツ:強い州・弱い連邦と自治体
4 中国:上に政策あれば下に対策あり
5 まとめ:地方自治の多様性とその含意
コラム1 自治体DXはなぜ進まないのか
コラム2 地方議会と住民参加――選挙の正当性を問う
終 章 財政の国際比較からイシューを考える
1 各章の総括
2 各国事例分析が想定している比較のフレームワーク
3 国際比較の方法論争
4 出羽守問題をどう乗り越えるか?
索 引
序 章 なぜ私たちは財政を学ぼうとするのか?
1 身近な問題から財政を考える
2 持続可能性と知識社会という課題の軸
3 グローバル化時代の国際比較の意義
4 本書の構成――13のイシューから見る財政の姿
5 財政の未来
第1章 グローバリゼーションと財政
1 経済グローバリゼーションの進展
2 グローバリゼーションと財政
3 財政学における「内と外」――国際政治経済学との対話
コラム1 グローバリゼーションと「課税ベースの空洞化」――Facebookの隠された顔と底の抜けたStarbucks
コラム2 多文化共生社会への三本の柱――ディストピアとユートピアを超えて
第2章 金融危機と財政
1 金融危機と財政危機
2 世界金融危機
3 政府債務危機とユーロ危機
コラム1 財政の持続可能性の考え方
コラム2 政策を形成するのは誰? 英国リズ・トラス政権の経験から
第3章 公企業の民営化と財政
1 公企業の役割と歴史的背景
2 公企業の存在意義と現代的課題
3 世界における公企業の現状と分類
4 公企業における内部相互補助機能
5 公企業の民営化と規制緩和
6 公企業は競争に弱いのか?
コラム1 鉄道の運賃についてみんなで考えよう
コラム2 民営化のもう一面,廃線の危機に直面するローカル線
第4章 インフラと財政
1 インフラ整備を巡る対立
2 インフラ整備の理論
3 インフラ整備の歴史的展開
4 中国のインフラ整備はどのように実現したのか
5 インフラ整備の南北問題――老朽化と整備需要
コラム1 新規投資が進められなくなった日本
コラム2 途上国のインフラ整備――ハンバントタ港の事例
第5章 移民と財政
1 移民とはなにか,移民(外国人)政策をめぐる現状
2 転機を迎える外国人政策
3 移民と経済学
4 移民と自治
コラム1 租税抵抗と福祉ショービニズム
コラム2 多文化共生と財政調整のジレンマ
第6章 ジェンダーと財政
1 ジェンダー不平等とは何か
2 経済学とジェンダー不平等
3 家族や性のあり方と関係する財政
4 ジェンダー予算とは
コラム1 デンマークにおける税制とジェンダー平等
コラム2 アファーマティブ・アクションは必要か?
第7章 教育と財政
1 教員不足という先進国共通の課題
2 教育財政の理論的視座
3 日本の教育制度と教員不足の構造
4 ドイツの教育制度と教員確保の課題
コラム1 資格社会ドイツの変容――職業教育の高度化と大学進学率の上昇
コラム2 教育支出の国際比較
第8章 脱炭素と財政
1 脱炭素というイシュー
2 カーボンプライシングの理論
3 日本の脱炭素政策と構造的停滞
4 ドイツのエネルギー転換と財政
コラム1 地域熱供給システム
コラム2 次世代のエネルギー産業
第9章 住宅不安と財政
1 住宅不安という都市的リスク
2 持ち家社会の日本が直面する住宅問題
3 政策で住宅を供給する国 オランダの場合
4 居住保障と空き家問題
コラム1 空き家が増えているのに日本の住宅価格はなぜ上がる?
コラム2 京都市の非居住住宅利活用促進税
第10章 貧富と財政
1 格差の多面性――経済格差から再び階級社会へ
2 貧困との闘い
3 富との共存
4 福祉のユニバーサル給付
コラム1 選別主義的給付と普遍主義的給付
コラム2 消費税は低所得者と高所得者のどちらに負担が大きいのか?
第11章 ポピュリズムと財政
1 あなたはポピュリストですか?
2 財政における民主主義の機能
3 そもそもポピュリズムとは
4 財政ポピュリズムについて
5 財政ポピュリズムを乗り越えるためには
コラム1 フリーライダーはどこにいる? ふるさと納税から考える公共財
コラム2 減税すべきか増税すべきか
第12章 地域経済と財政
1 なぜ地域間格差は問題なのか
2 地域経済発展の理論
3 地域再生に必要な公的資金循環
4 地域経済政策の歴史的展開
5 ドイツの地域政策と公的資金循環
コラム1 水平的財政調整を廃止したドイツ
コラム2 国境を越えた財政調整は可能か? Next Generation EUの挑戦
第13章 地方自治と財政
1 日本:集権的分散システムのもとでの残余の地方自治
2 北欧・デンマーク:高負担・高福祉を支える強い基礎自治体
3 ドイツ:強い州・弱い連邦と自治体
4 中国:上に政策あれば下に対策あり
5 まとめ:地方自治の多様性とその含意
コラム1 自治体DXはなぜ進まないのか
コラム2 地方議会と住民参加――選挙の正当性を問う
終 章 財政の国際比較からイシューを考える
1 各章の総括
2 各国事例分析が想定している比較のフレームワーク
3 国際比較の方法論争
4 出羽守問題をどう乗り越えるか?
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