神々と肉食の古代史

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神々と肉食の古代史

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商品説明
古来、日本人は肉食を忌み避けたとされる。だが、アマテラスなどの神々は生贄を食べ、祭祀でも肉が供えられた。信仰を中心に肉食の実態を解明し、禁忌となる過程を考察。祭儀と肉の関係から、古代文化の実像に迫る。
目次
序章 肉と神

第Ⅰ部 牛肉を喰らう女神
 第1章 怒る御歳神、牛肉を喰らう
  怒る御歳神
  御歳神は何に怒ったのか
  なぜ牛肉が振る舞われたのか
  御歳神が怒った本当の理由
  御歳神が好む男性のシンボル
  御歳神の教えた呪術
  肉を献じて豊稔を得る
 第2章 御歳神は葛城の女神だった
  御歳神と「葛木鴨」
  葛城鴨の神々
  御歳神は葛城鴨の女神
  難波の女神シタテルヒメ
  新羅の殺牛祭祀
  御歳神はタカテルヒメ
 第3章 葛城氏・蘇我氏と生贄祭祀
  海外で活躍した葛城襲津彦
  葛城氏と紀氏
  葛城氏と琵琶湖水運
  葛城氏衰亡の歴史的背景
  葛城の渡来系文化と鴨氏
  高市郡にも御歳神が鎮座した
  石川楯も殺牛祭祀を行なった
  蘇我氏と猪の生贄
  牛の渡来
  広く行なわれた生贄祭祀

第Ⅱ部 生肉を好む神々
 第1章 常世神や漢神も肉が好き
  大和広瀬神社では馬を生贄にした
  吉野丹生川上神社の馬の行方
  牛馬を殺しても雨は降らず
  常世神も肉が好き
  常世神の系譜
  漢神は生肉が大好物
  難波の牛
  殺牛漢神祭祀の禁断
  殺牛漢神祭祀禁断の真相
  個人的信仰の禁止と役畜確保
 第2章 地獄の沙汰も肉次第
  女王卑弥呼も肉が好き
  喪葬での儀礼的肉食
  古墳にも肉が供えられた
  ご先祖様も供養の肉に大満足
  地獄の沙汰も肉次第
  死者や祖霊にも肉が供えられた
 第3章 馬を喰らう天照大神
  乱暴者スサノヲ
  スサノヲの乱行は大祓の天つ罪
  天斑駒はアマテラスへの生贄
  生贄の馬との性交儀礼
  馬の皮とオシラサマ
  神は新鮮な肉が好き
  あの世は逆さまの世界
  屋根や煙突は天界との通路
  生贄はもっと太らせろ
  スサノヲは世界を破壊し更新した
  アマテラスと春の農耕祭儀
  スサノヲ神話と大祓の起源
  神の肉食
 第4章 驚いた巫女と恥をかいた神
  神との交わりに驚いた女たち
  アマテラスも驚いた
  なぜ女たちは驚いたのか
  演じられた神との交合
  アマテラスの交わった相手
  恥をかかされて去りゆく神
  驚きで始まり恥で終わった神婚儀礼

第Ⅲ部 肉食と殺生の禁断
 第1章 肉を食べない儀礼
  邪馬台国で肉食を禁止された二人
  天武天皇は牛馬犬猿鶏の肉食を禁止した
  天武天皇はなぜ肉食を禁止したのか
  肉食禁止令と大祓は関連するか
  肉食禁止令の真相
  持統天皇も酒と肉を禁止した
  肉を食べないことに意味があった
 第2章 散乱する骨肉は埋め、飲酒屠殺も禁止する
  散乱する骨や肉は埋め、飲酒と屠殺も禁止する
  牛馬は有用だから屠殺を禁止する
  法に違反するから狩猟は禁止する
  飲酒屠殺禁止令の思想的背景
  大仏に協力する神だ、殺生を禁断する
  家蓄が放たれ穢臭の漂う社寺
  光仁天皇も神社清浄を命じる
 第3章 病気回復を願うので殺生肉食を禁止する
  元正女帝は殺生を禁止した
  六斎日だ、殺生を禁止する
  聖武天皇も病気回復を願い殺生を禁止
  仏事だから殺生を禁止する
  孝謙女帝も病気回復を願い殺生を禁断
  孝謙女帝は肉食も禁止した
  新しい政治だ、殺生を禁止する
  天皇誕生日だ、殺生を禁止する
  血肉穢れ観は未成立

終章 血肉穢悪観の肥大化への道

参考文献
あとがき
補論
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