第一章=真蹟書状と伝記の検討(要文紙背文書「富木殿御書」にみる日蓮と富木常忍/「某殿御返事」(折紙)とその伝来―新発見の日蓮書状をめぐって―/「問注得意抄」にみる日蓮の下総来往/日蓮の佐渡流罪と「筆」)/第二章=真蹟書状と典籍の形態(日蓮真蹟の料紙/日蓮真蹟にみる折紙の書状/日蓮の花押母字/『立正安国論』(国宝)とその紙背『本朝文粋』巻第十三の成立と伝来)/第三章=真蹟書状と典籍の継承(中世日蓮宗の典籍・文書の伝存/日蓮真蹟遺文の継承(一)―日常の場合―/日蓮真蹟遺文の継承(二)―日祐の場合―)/第四章=寺院共有文書の成立と運用(寺院共有文書と寺院結合―「京都十六本山会合用書類」をめぐって―/「京都十六本山会合用書類」にみる不受布施問題)