近世書籍文化論

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商品説明
江戸時代に登場した民間書肆(しょし)は、国家権力や同業者による規制を受けつつ、その独自性を高めていった。17世紀中頃の京都の書肆出雲寺家の活動を検討し、「知」がどのように伝播し、蓄積されていったのかを明らかにする。また「徳川実紀」の諸本研究から、史料学的検討の重要性を説き、書籍史料論を構築。近世社会における書籍文化の展開を考える。
目次
序章=近世書籍文化研究の沿革と本書の構成/第一部=日本近世における閉鎖系の「知」―書籍文化の諸相―(書肆出雲寺家の創業とその活動―閉鎖系の「知」から開放系の「知」への回路―〈書肆出雲寺家の創業/初代時元の出版活動/時元の結んだネットワーク/「本朝通鑑」編修への協力/「大日本史」編修への協力〉以下細目略/「本朝通鑑」編修と史料蒐集―対朝廷・公家・武家の場合―/榊原忠次による「御当家紀年録」の編纂とその秘匿 /紅葉山文庫の管理と書物師出雲寺家)/第二部=近世書籍文化の基礎(近世書籍の史料論的認識/「徳川実紀」への書籍史料論的アプローチ/近世書籍史料の目録作成方法―史料保存・利用機関収蔵史料の場合―)/終章=近世書籍文化論の総括と展望
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