幕末期対外関係の研究

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幕末の対外政策は、ペリー来航を画期として来航以前の「海防」と来航以後の「開港」とに分けられる。「海防」ついては対外問題だけでなく国内問題への対応の面からも考察。「開港」については外国人隔離という視点から追究。ペリー来航と向き合った阿部正弘政権を中心に、寛政期から明治前期まで、19世紀における日本の対外政策の連続性を解明する。
目次
序論 海防と開港(問題の所在と研究史の整理/海禁と異国船取扱いの原則/異国船来航の三つの波と海防/農兵について/開港について/各論の概要)/海防と農兵(文政七年大津浜事件に見る危機意識と異国船取扱いの原則〈事件の概要/危機の所在/異国船取扱いの原則〉以下細目略/寛政期対馬藩の海防体制/農兵をめぐる議論と海防強化令/筒井政憲―開港前後の幕臣の危機意識について―/三方領知替事件における川越藩―幕藩領主と「人気」―)/外交と開港(開港期の学問所と阿部正弘政権/安政改革期における外交機構/新潟開港問題と外国奉行の北陸巡見/幕府開港論の継承―新潟開港問題を中心として―/万延元年アメリカ大統領宛て国書)/結論 外国人隔離策としての海防と開港
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