「社員を守る会社」だけが、生き残る――。
人手不足、離職、メンタル不調、組織の分断。そして先の見えない経営環境。企業はいま、「どう利益を上げるか」だけでなく、「人が安心して働き続けられる組織をどうつくるか」を問われている。
本書が注目するのは、「レジリエンス」と「ウェルビーイング」という二つの視点である。危機から立ち直る力と、働く人が心身ともに良好な状態で働ける環境。この二つを兼ね備えた企業こそが、変化の時代を生き抜くことができる。その考え方と実践を、豊富な事例・調査・理論をもとに解き明かす。
なぜ、倒産危機を乗り越えた企業は再生できたのか。なぜ、社員が意欲的に働く企業では、人と人とのつながりが強いのか。ウェルビーイング経営を実践する企業や経営者の取り組みを通して、「強い組織」に共通する条件を探る。
本書が重視するのは、制度やマニュアルだけではない、“人”を軸にした経営である。理念の共有、信頼関係、対話、やりがい――。そうした「ソフト・コントロール」が、企業文化を変え、組織を強くする。
経営者、役員、管理職必読。社員の幸福と企業の持続的成長を両立させるための、新時代の経営書。