• 発売日:2025/06/06
  • 出版社:明石書店
  • ISBN:9784750359472

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フーコー『言葉と物』を読む

フーコー『言葉と物』を読む

坂本 尚志 (翻訳)
通常価格 3,850 円(税込)
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  • 発売日:2025/06/06
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商品説明
構造主義の嵐が吹き荒れる1966年にフランスで刊行されベストセラーとなったミシェル・フーコーの『言葉と物』。果たして、わたしたちはこの書物をどれほど理解してきただろうか。一切の予断を排し、この革命的テクストを内在的に読解し解読する。
目次
二〇〇六年~二〇二四年 『言葉と物』を読み、ふたたび読む――『フーコー『言葉と物』を読む』日本語版への序文

 謝辞

序論
 物の秩序
 歴史
 境界-同一なるものと他なるもの

類似、表象、言説――『言葉と物』第一部概説(第一章~第五章)

歴史、人間、言語――『言葉と物』第二部注解(第七章~第一〇章)
 「われわれの近代性の境界」

1.ある断絶の考古学
 一.分離
 二.「カント主義」と人間学

2.近代の知の根本的諸形象
 一.経済学の誕生
 二.近代生物学の歴史的アプリオリ
 三.文献学と言語の分散

3.知の人間学的襞
 一.〈言説〉の終焉
 二.人間学的四辺形
  有限性の二つの側面
  経験的なものと超越論的なものの混同
  思考されざるもの
  起源にあるものと時間の分散
 三.人間学的襞の解体

4.「人間諸科学」への異議申し立て
 一.人間諸科学の認識論的状況
 二.「無意識的表象」
 三.無意識、歴史――人間とその〈他なるもの〉
 四.言語の永劫回帰

結論

『言葉と物』第二部分析的要約(第七章~一〇章)

 用語集
 文献案内

なぜわれわれは『言葉と物』を最後まで読み通せないのか――訳者解説にかえて
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