- 発売日:2026/07/27
- 出版社:明石書店
- ISBN:9784750361147
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戦前期在阪朝鮮人の史的研究
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商品説明
水平社と衡平社との関わり、大阪朝鮮労働同盟の設立、子弟の教育問題など、様々な側面で1920年代にさかのぼる大阪に定住する在日朝鮮人の形成過程と日本人との関わりを多数の史料を駆使して描く。現在でも在日朝鮮人が多数定住する大阪はどのように形成されたか。
目次
※表記上の注意
序章 研究方法と課題
第一節 研究史
第二節 研究の方法と史料
第三節 本研究の視点と課題
第四節 本書の構成
第一部 1920年代、大阪への朝鮮人の定着の開始と日本人の関わり
補論1 用語について――「内鮮融和」、「大アジア主義」、そして「転向」
第1章 1920年代、大阪における「内鮮融和」時代の再検討――朝鮮人「救済」と内鮮協和会・方面委員
はじめに
第一節 関東大震災までの大阪における朝鮮人「救済」・相互扶助活動
第二節 朝鮮人による朝鮮人「救済」団体の結成
第三節 内鮮協和会の成立と朝鮮人
第四節 日本人社会事業者と朝鮮人「救済」
おわりに
第2章 1922年、大阪朝鮮労働同盟会の設立とその活動の再考察
はじめに
第一節 大阪朝鮮労働同盟会の結成時の状況
第二節 同盟会設立以前における大阪での朝鮮人の活動の展開
第三節 1922年における日本人の社会主義運動・労働運動の展開
第四節 1922年における朝鮮人インテリ学生による労働組合結成への動き
第五節 大阪朝鮮労働同盟会から排除された団体が結成した関西朝鮮人聯盟の性格
第六節 1923~25年の大阪朝鮮労働同盟会の活動
おわりに
第3章 水平社・衡平社との交流を進めた在阪朝鮮人――アナ系の人々の活動を中心に
はじめに
第一節 1922年、全国水平社と在阪朝鮮人の交流の開始
第二節 1923年、全国水平社第二回大会と関西朝鮮人聯盟の連携
第三節 1924年、第三回全国水平社大会と衡平社との連絡決議
第四節 第三回全国水平社大会以降、1924年における交流の活発化
第五節 1925年の水平社と朝鮮問題
第六節 交流が衰微する1926年以降
おわりに
第4章 1920年代を中心とした在阪朝鮮人教育問題――濟美第4小学校夜間特別学級第二部の事例を中心にして
はじめに
第一節 現在までの戦前期の在日朝鮮人教育研究
第二節 1920年代初頭の在日朝鮮人教育を取り巻く状況
第三節 濟美第4小学校夜間特別学級第二部
第四節 濟美第4小学校夜間特別学級第二部が他の朝鮮人教育に与えた影響
おわりに
第二部 1920年代末からの朝鮮人民族運動の隆盛と弾圧の開始
第5章 戦前期大阪における朝鮮人住宅問題――「不法占拠」クリアランスと共同住宅建設を中心に
はじめに
第一節 1920年代末、最初の「不法占拠」問題の解決と朝鮮人の活動
第二節 1932年、昭和天皇来阪に際しての「不法占拠」住宅撤去の動き
第三節 「朝鮮遊廓」と「炭焼き」集落のクリアランス
第四節 日本人篤志家たちによる共同住宅経営
第五節 協和時代開始以降の「不法占拠」対応
第六節 泉南地方と相愛会・行政が建設した朝鮮人住宅
第七節 日中全面戦争以降の朝鮮人経営の住宅
おわりに
第6章 戦前期大阪における朝鮮人医療問題
はじめに
第一節 1920年代の朝鮮人「救済」のための医療活動
第二節 朝鮮人自身による「医療」行為
第三節 1930年、朝鮮人による朝鮮人のための医療機関「大阪朝鮮人診療所」の創設と「大阪朝鮮無産者診療所」への改編
第四節 共産党系による「大阪朝鮮無産者診療所」の「医療同盟」への解消工作
第五節 1930年代半ば以降、「同化」時代における朝鮮人医療
おわりに
補記 大同消費組合について
第7章 大阪‐済州島航路の経営と済州島民族資本――「済友社」・「済州島汽船」・「企業同盟」
はじめに
第一節 済州島民の渡阪の開始
第二節 1923年2月、大阪‐済州島航路開設と済友社
第三節 1926年、済州島汽船の挑戦と敗北
第四節 企業同盟と東亜通航組合をめぐる日本の新聞報道
第五節 企業同盟の果たした役割と性格
第六節 東亜通航組合結成の意味と影響
おわりに
第8章 1920‐1945年、大阪東成地域における朝鮮人の生活と鶴橋署
はじめに
第一節 東成地域への朝鮮人の居住の広がりと職業
第二節 1920年代、朝鮮人と朝鮮人労働運動に対する鶴橋署の対応
第三節 全協化学大阪と鶴橋署の死闘
第四節 1934年以降の東成地域の朝鮮人と鶴橋署
おわりに
補論2 朝鮮人労働者が建てた統国寺「鬼城繁太郎氏永世不忘碑」
第三部 1930年代後半「皇民化」政策の開始と在阪朝鮮人
第9章 1934年、「協和時代」の開始と朝鮮人――高級住宅街・東豊中住宅開発に関わった朝鮮人労働者の動きから見えること
はじめに
第一節 1934年、生活改善組合矯風会の結成
第二節 東豊中住宅街の建設の開始と朝鮮人「融和」団体の組織化
第三節 1934年、朝鮮人労働者のための住宅建設計画と挫折
第四節 朝鮮人労働者の争議と敗北
第五節 日本人に「好かれる」朝鮮人に
第六節 生活改善組合矯風会から協和会へ
第七節 もう一つの「生活改善」の柱・大阪府協和信用購買利用組合
おわりに
第10章 戦前期大阪における朝鮮人宗教政策と朝鮮人の対応――「朝鮮寺」と神社参拝政策を中心にして
はじめに
第一節 朝鮮仏教と朝鮮総督府
第二節 大阪における「朝鮮寺」の誕生
第三節 「皇民化」政策の強化と「朝鮮寺」の変化
第四節 神道信仰の「奨励」・強制
おわりに
第11章 戦前期の大阪の朝鮮人と選挙――四回の総選挙に立候補した李善洪を中心に
はじめに
第一節 1932年総選挙までの在阪朝鮮人と選挙
第二節 1932年、李善洪の最初の総選挙立候補
第三節 1936年以降の李善洪の総選挙とその変化
第四節 1933年以降の大阪府下の市町村選挙に出た朝鮮人
おわりに
第12章 1930年代以降の在阪朝鮮人教育問題――内鮮「融和」教育から「皇民化」教育へ
はじめに
第一節 1930年代、朝鮮人民族教育の高揚と弾圧の開始
第二節 1930年代半ばからの「皇民化」教育の展開――日本公立学校への就学圧力の高まり
第三節 朝鮮人であることの否定――1937年総力戦の開始と「皇民化」教育の徹底
おわりに
第13章 アジア太平洋戦争下の大阪府協和会・協和協力会・興生会の活動と朝鮮人――戦時動員体制への「親日派」朝鮮人の対応を中心として
はじめに
第一節 大阪協和協力会の成立とその活動
第二節 大阪への朝鮮人強制連行と協和会
第三節 協和会による大阪在住朝鮮人の動員体制の確立
第四節 協和会から興生会体制の変化と朝鮮人の関わり
第五節 戦況の悪化と興生会の活動
第六節 興生会に関わった朝鮮人たちの戦後――朝鮮人連盟との関係
おわりに
終章
第一節 本研究の通史的なまとめ
第二節 本研究の独自性とその限界
第三節 残された課題とこれからの研究に向けて
統計表等一覧
参考文献
塚﨑昌之 著作一覧
刊行にあたって――皆様へのお礼
編集後記
索引
序章 研究方法と課題
第一節 研究史
第二節 研究の方法と史料
第三節 本研究の視点と課題
第四節 本書の構成
第一部 1920年代、大阪への朝鮮人の定着の開始と日本人の関わり
補論1 用語について――「内鮮融和」、「大アジア主義」、そして「転向」
第1章 1920年代、大阪における「内鮮融和」時代の再検討――朝鮮人「救済」と内鮮協和会・方面委員
はじめに
第一節 関東大震災までの大阪における朝鮮人「救済」・相互扶助活動
第二節 朝鮮人による朝鮮人「救済」団体の結成
第三節 内鮮協和会の成立と朝鮮人
第四節 日本人社会事業者と朝鮮人「救済」
おわりに
第2章 1922年、大阪朝鮮労働同盟会の設立とその活動の再考察
はじめに
第一節 大阪朝鮮労働同盟会の結成時の状況
第二節 同盟会設立以前における大阪での朝鮮人の活動の展開
第三節 1922年における日本人の社会主義運動・労働運動の展開
第四節 1922年における朝鮮人インテリ学生による労働組合結成への動き
第五節 大阪朝鮮労働同盟会から排除された団体が結成した関西朝鮮人聯盟の性格
第六節 1923~25年の大阪朝鮮労働同盟会の活動
おわりに
第3章 水平社・衡平社との交流を進めた在阪朝鮮人――アナ系の人々の活動を中心に
はじめに
第一節 1922年、全国水平社と在阪朝鮮人の交流の開始
第二節 1923年、全国水平社第二回大会と関西朝鮮人聯盟の連携
第三節 1924年、第三回全国水平社大会と衡平社との連絡決議
第四節 第三回全国水平社大会以降、1924年における交流の活発化
第五節 1925年の水平社と朝鮮問題
第六節 交流が衰微する1926年以降
おわりに
第4章 1920年代を中心とした在阪朝鮮人教育問題――濟美第4小学校夜間特別学級第二部の事例を中心にして
はじめに
第一節 現在までの戦前期の在日朝鮮人教育研究
第二節 1920年代初頭の在日朝鮮人教育を取り巻く状況
第三節 濟美第4小学校夜間特別学級第二部
第四節 濟美第4小学校夜間特別学級第二部が他の朝鮮人教育に与えた影響
おわりに
第二部 1920年代末からの朝鮮人民族運動の隆盛と弾圧の開始
第5章 戦前期大阪における朝鮮人住宅問題――「不法占拠」クリアランスと共同住宅建設を中心に
はじめに
第一節 1920年代末、最初の「不法占拠」問題の解決と朝鮮人の活動
第二節 1932年、昭和天皇来阪に際しての「不法占拠」住宅撤去の動き
第三節 「朝鮮遊廓」と「炭焼き」集落のクリアランス
第四節 日本人篤志家たちによる共同住宅経営
第五節 協和時代開始以降の「不法占拠」対応
第六節 泉南地方と相愛会・行政が建設した朝鮮人住宅
第七節 日中全面戦争以降の朝鮮人経営の住宅
おわりに
第6章 戦前期大阪における朝鮮人医療問題
はじめに
第一節 1920年代の朝鮮人「救済」のための医療活動
第二節 朝鮮人自身による「医療」行為
第三節 1930年、朝鮮人による朝鮮人のための医療機関「大阪朝鮮人診療所」の創設と「大阪朝鮮無産者診療所」への改編
第四節 共産党系による「大阪朝鮮無産者診療所」の「医療同盟」への解消工作
第五節 1930年代半ば以降、「同化」時代における朝鮮人医療
おわりに
補記 大同消費組合について
第7章 大阪‐済州島航路の経営と済州島民族資本――「済友社」・「済州島汽船」・「企業同盟」
はじめに
第一節 済州島民の渡阪の開始
第二節 1923年2月、大阪‐済州島航路開設と済友社
第三節 1926年、済州島汽船の挑戦と敗北
第四節 企業同盟と東亜通航組合をめぐる日本の新聞報道
第五節 企業同盟の果たした役割と性格
第六節 東亜通航組合結成の意味と影響
おわりに
第8章 1920‐1945年、大阪東成地域における朝鮮人の生活と鶴橋署
はじめに
第一節 東成地域への朝鮮人の居住の広がりと職業
第二節 1920年代、朝鮮人と朝鮮人労働運動に対する鶴橋署の対応
第三節 全協化学大阪と鶴橋署の死闘
第四節 1934年以降の東成地域の朝鮮人と鶴橋署
おわりに
補論2 朝鮮人労働者が建てた統国寺「鬼城繁太郎氏永世不忘碑」
第三部 1930年代後半「皇民化」政策の開始と在阪朝鮮人
第9章 1934年、「協和時代」の開始と朝鮮人――高級住宅街・東豊中住宅開発に関わった朝鮮人労働者の動きから見えること
はじめに
第一節 1934年、生活改善組合矯風会の結成
第二節 東豊中住宅街の建設の開始と朝鮮人「融和」団体の組織化
第三節 1934年、朝鮮人労働者のための住宅建設計画と挫折
第四節 朝鮮人労働者の争議と敗北
第五節 日本人に「好かれる」朝鮮人に
第六節 生活改善組合矯風会から協和会へ
第七節 もう一つの「生活改善」の柱・大阪府協和信用購買利用組合
おわりに
第10章 戦前期大阪における朝鮮人宗教政策と朝鮮人の対応――「朝鮮寺」と神社参拝政策を中心にして
はじめに
第一節 朝鮮仏教と朝鮮総督府
第二節 大阪における「朝鮮寺」の誕生
第三節 「皇民化」政策の強化と「朝鮮寺」の変化
第四節 神道信仰の「奨励」・強制
おわりに
第11章 戦前期の大阪の朝鮮人と選挙――四回の総選挙に立候補した李善洪を中心に
はじめに
第一節 1932年総選挙までの在阪朝鮮人と選挙
第二節 1932年、李善洪の最初の総選挙立候補
第三節 1936年以降の李善洪の総選挙とその変化
第四節 1933年以降の大阪府下の市町村選挙に出た朝鮮人
おわりに
第12章 1930年代以降の在阪朝鮮人教育問題――内鮮「融和」教育から「皇民化」教育へ
はじめに
第一節 1930年代、朝鮮人民族教育の高揚と弾圧の開始
第二節 1930年代半ばからの「皇民化」教育の展開――日本公立学校への就学圧力の高まり
第三節 朝鮮人であることの否定――1937年総力戦の開始と「皇民化」教育の徹底
おわりに
第13章 アジア太平洋戦争下の大阪府協和会・協和協力会・興生会の活動と朝鮮人――戦時動員体制への「親日派」朝鮮人の対応を中心として
はじめに
第一節 大阪協和協力会の成立とその活動
第二節 大阪への朝鮮人強制連行と協和会
第三節 協和会による大阪在住朝鮮人の動員体制の確立
第四節 協和会から興生会体制の変化と朝鮮人の関わり
第五節 戦況の悪化と興生会の活動
第六節 興生会に関わった朝鮮人たちの戦後――朝鮮人連盟との関係
おわりに
終章
第一節 本研究の通史的なまとめ
第二節 本研究の独自性とその限界
第三節 残された課題とこれからの研究に向けて
統計表等一覧
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刊行にあたって――皆様へのお礼
編集後記
索引
戦前期在阪朝鮮人の史的研究
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