序――予防こども家庭福祉学の創出へ[山野則子]
第1章 見えにくい子どもたち――貧困、コロナ、ヤングケアラー
Ⅰ 子どもの貧困とその不可視性[呉方迪・山野則子]
Ⅱ 制度や居場所につながっていない状況[伊藤ゆかり・山野則子・嵯峨嘉子]
Ⅲ コロナ禍における外国にルーツを持つ子どもの生活実態と課題――神戸市調査に基づく分析[林萍萍]
Ⅳ 新型コロナウイルス感染症と孤立の見えていない部分[伊藤ゆかり]
Ⅴ ヤングケアラーの見えていない部分[牛冰・王子言]
第2章 予防という支援戦略――他領域との比較と学校の可能性
Ⅰ 予防医学の考え方と福祉への応用[近藤尚己]
Ⅱ 学校における問題行動予防の現状と課題――実施と活用の方法に着目して[駒田安紀]
第3章 スクリーニングの理論と実践、そして評価
Ⅰ スクリーニング理論[山野則子]
Ⅱ 学校現場におけるスクリーニングの実際[榎本久美子]
Ⅲ スクリーニングの効果[橋本麿和]
コラム 地域を視野に入れたスクリーニングの全体像[木下昌美]
コラム 大阪府における学校版スクリーニングの導入と課題[神谷直子]
第4章 スクリーニングを支えるスクールソーシャルワークと専門職の支援理論
Ⅰ SSW実践と制度的位置づけ[厨子健一]
Ⅱ プログラム評価による実践の検証[藤本優]
Ⅲ スーパービジョン理論と支援者支援[大友秀治]
コラム スクリーニングシステムにSSWerがどう関わっていくか[田中佑典]
第5章 予防的支援の国際的視野――海外動向との比較
Ⅰ 北欧における包括的支援システムの展開――フィンランドの教育と「予防」の思想[渡邊あや]
Ⅱ アメリカにおける多層的支援システム(MTSS)[横井葉子]
Ⅲ 日本の課題と可能性――何が欠けていて、何を参照しうるか?[山野則子]
終章 実践と学術の接点としての「予防こども家庭福祉学」
Ⅰ 予防子ども家庭福祉学を確立させるために――子ども家庭福祉(学)の構造と供給体制[柏女霊峰]
Ⅱ スクリーニング×SSWer×学校×地域=コラボレーションの可能性[佐藤嘉倫]
Ⅲ 今後の研究課題/政策提言[山野則子]