営業秘密(企業秘密)の漏洩・不正使用事件は大きな社会問題となっている。だが、この問題を不正競争防止法の刑事罰規定で処罰するためには主観的要件(行為時の内心の状態)が関わることが法に規定されている。本書はこの主観的要件について考えた一冊である。
目 次
はしがき
第一章 はじめに
第二章 営業秘密保護の意義と保護法益
第三章 不正利得加害目的の概要、立法趣旨、そして消極的動機説
第四章 不正利得加害目的の解釈論(総論)
第五章 不正利得加害目的の解釈論(各論)
第六章 主観的要件における他の学説とその検討
第七章 主観的要件における判例/裁判例
第八章 米国経済スパイ法の検討
第九章 おわりに
◇主要参考文献