- 発売日:2024/11/01
- 出版社:和泉書院
- ISBN:9784757611054
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研究叢書574 中国語との比較による日本語の漢語の意味史的研究
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商品説明
漢語の意味変化及びその要因の法則性を探るべく、中日両国語の比較を基軸に、文献を時代別・文章ジャンル別に分かち精査、用例の形態及び表記と意味との相関性を考慮しながら共時的かつ通時的に分析・考究した。日本語における漢語の意味史についての研究を初めて行い、その方向性を提示しようと試みた。
目次
序文 小林芳規
凡例
序章 日本語における漢語の意味変化研究の意義、構想及び方法
第一項 漢語の伝来と使用
第二項 漢語研究の昨今
第三項 漢語の認定基準
第四項 漢語の意味変化についての研究の意義
第五項 漢語の意味変化の類型についての仮説
第六項 時代の設定
第七項 研究の方法
第一章 意味の幅の変化
第一節 意味の拡大化
第一項 「気色」について
(一)中国語における「気」について/(二)中国文献における「気色」/(三)日本文献における「気色」/(四)中日両国語における「気色」の意味と形態についての比較
第二項 「気分」について
はじめに/(一)日本文献における「気分」/(二)中国文献における「気分」
第三項 「覚悟」について
はじめに/(一)「覚悟」のよみと表記/(二)中国文献における「覚悟」/(三)日本文献における「覚悟」/むすび
第四項 「遠慮」について
はじめに/(一)中国文献における「遠慮」/(二)日本文献における「遠慮」/むすび
第五項 「迷惑」について
はじめに/(一)「迷惑」のよみについて/(二)中国文献における「迷惑」の意味用法について/(三)日本文献における「迷惑」の意味用法について/むすび
結語
第二節 意味の縮小化
第一項 「料理」について
はじめに/(一)「料理」の表記とよみについて/(二)中国文献における「料理」/(三)日本文献における「料理」/むすび
第二項 「病気」について
はじめに/(一)中国文献における「病気」/(二)日本文献における「病気」/むすび
第三項 「和平」と「平和」について
はじめに/(一)「和平」「平和」のよみについて/(二)中国文献における「和平」「平和」の意味用法/(三)日本文献における「和平」「平和」の意味用法/むすび
結語
第三節 意味の一般化
第一項 「言語道断」について
はじめに/(一)中国文献における「言語道断」/(二)日本文献における「言語道断」/むすび
第二項 「譏(機)嫌」について
はじめに/(一)中国文献における「譏嫌」/(二)日本文献における「譏(機)嫌」/むすび
結語
第二章 意味の価値の変化
第一節 意味の下落
第一項 「張本」について
はじめに/(一)『延慶本平家物語』における「張本」の意味/(二)中国文献における「張本」の意味/(三)『延慶本平家物語』以前の日本文献における「張本」の意味/(四)「張本」の意味変化について/むすび
第二項 「謳歌」について
はじめに/(一)「謳歌」のよみと表記/(二)中国文献における「謳歌」/(三)日本文献における「謳歌」/むすび
第三項 「濫吹」について
はじめに/(一)「濫吹」のよみと表記/(二)中国文献における「濫吹」/(三)日本文献における「濫(亂・乱)吹」/むすび
結語
第二節 意味の向上
第一項 「馳走」について
はじめに/(一)「馳走」のよみについて/(二)中国文献における「馳走」の意味用法/(三)日本文献における「馳走」の意味用法/むすび
第二項 「結構」について
はじめに/(一)「結構」のよみについて/(二)中国文献における「結構」/(三)日本文献における「結構」/むすび
結語
第三章 意味の転用
第一節 「成敗」について
はじめに/(一)中国文献における「成敗」の意味用法/(二)日本文献における「成敗」の意味用法/むすび
第二節 「心神」について
はじめに/(一)「心神」のよみについて/(二)中国文献における「心神」/(三)日本文献における「心神」/むすび
第三節 結語
第四章 形態による意味変化
第一節 音韻による意味変化
第一項 「心地」について―「気分」との意味関係も考察する―
はじめに/(一)『延慶本平家物語』における漢字表記語「心地」のよみについて/(二)和文における「心地」のよみと意味/(三)漢文における「心地」のよみと意味/(四)中国文献における「心地」の意味/(五)『延慶本平家物語』の「心地」
第二項 「神心」について
はじめに/(一)中国文献における「神心」/(二)日本文献における「神心」/むすび
第三項 「元(減・験)気」について
はじめに/(一)中国文献における「元気」/(二)日本文献における「元(減・験)気」/むすび
結語
第二節 音よみと訓よみによる意味変化
第一項 「仰天」について
はじめに/(一)中国文献における「仰天」/(二)日本文献における「仰天」/むすび
第二項 「以外」について
はじめに/(一)中国文献における「以外」の意味用法/(二)日本文献における「以外」のよみと意味用法/むすび
結語
第三節 語法による意味変化
第一項 「随分」について
はじめに/(一)中国文献における「随分」/(二)日本文献における「随分」/むすび
結語
第四節 用字による意味変化
第一項 「民烟」について
はじめに/(一)「民烟」の用字とよみ/(二)「民烟」の意味について/(三)「民烟」の形成について/(四)「民烟」と「人煙(烟)」について/むすび
第二項 「老若」について
(一)問題の提起/(二)中国文献における「年寄りと若者」を示す語/(三)日本文献における「老若」/(四)「若」と「ワカシ」との対応関係について/むすび
第三項 「芸道」について
はじめに/(一)日本文献における「芸道」の意味用法/(二)「芸道」の形成背景/(三)中国の「道」/むすび
結語
終章 論旨の帰結と今後の課題
第一項 意味変化と文章ジャンルとの関係
第二項 意味変化と時代との関係
第三項 意味変化の要因について
第四項 今後の課題
本書に収める既発表論文
調査文献
参考文献
後記
索引(事項・語彙・書名・人名)
凡例
序章 日本語における漢語の意味変化研究の意義、構想及び方法
第一項 漢語の伝来と使用
第二項 漢語研究の昨今
第三項 漢語の認定基準
第四項 漢語の意味変化についての研究の意義
第五項 漢語の意味変化の類型についての仮説
第六項 時代の設定
第七項 研究の方法
第一章 意味の幅の変化
第一節 意味の拡大化
第一項 「気色」について
(一)中国語における「気」について/(二)中国文献における「気色」/(三)日本文献における「気色」/(四)中日両国語における「気色」の意味と形態についての比較
第二項 「気分」について
はじめに/(一)日本文献における「気分」/(二)中国文献における「気分」
第三項 「覚悟」について
はじめに/(一)「覚悟」のよみと表記/(二)中国文献における「覚悟」/(三)日本文献における「覚悟」/むすび
第四項 「遠慮」について
はじめに/(一)中国文献における「遠慮」/(二)日本文献における「遠慮」/むすび
第五項 「迷惑」について
はじめに/(一)「迷惑」のよみについて/(二)中国文献における「迷惑」の意味用法について/(三)日本文献における「迷惑」の意味用法について/むすび
結語
第二節 意味の縮小化
第一項 「料理」について
はじめに/(一)「料理」の表記とよみについて/(二)中国文献における「料理」/(三)日本文献における「料理」/むすび
第二項 「病気」について
はじめに/(一)中国文献における「病気」/(二)日本文献における「病気」/むすび
第三項 「和平」と「平和」について
はじめに/(一)「和平」「平和」のよみについて/(二)中国文献における「和平」「平和」の意味用法/(三)日本文献における「和平」「平和」の意味用法/むすび
結語
第三節 意味の一般化
第一項 「言語道断」について
はじめに/(一)中国文献における「言語道断」/(二)日本文献における「言語道断」/むすび
第二項 「譏(機)嫌」について
はじめに/(一)中国文献における「譏嫌」/(二)日本文献における「譏(機)嫌」/むすび
結語
第二章 意味の価値の変化
第一節 意味の下落
第一項 「張本」について
はじめに/(一)『延慶本平家物語』における「張本」の意味/(二)中国文献における「張本」の意味/(三)『延慶本平家物語』以前の日本文献における「張本」の意味/(四)「張本」の意味変化について/むすび
第二項 「謳歌」について
はじめに/(一)「謳歌」のよみと表記/(二)中国文献における「謳歌」/(三)日本文献における「謳歌」/むすび
第三項 「濫吹」について
はじめに/(一)「濫吹」のよみと表記/(二)中国文献における「濫吹」/(三)日本文献における「濫(亂・乱)吹」/むすび
結語
第二節 意味の向上
第一項 「馳走」について
はじめに/(一)「馳走」のよみについて/(二)中国文献における「馳走」の意味用法/(三)日本文献における「馳走」の意味用法/むすび
第二項 「結構」について
はじめに/(一)「結構」のよみについて/(二)中国文献における「結構」/(三)日本文献における「結構」/むすび
結語
第三章 意味の転用
第一節 「成敗」について
はじめに/(一)中国文献における「成敗」の意味用法/(二)日本文献における「成敗」の意味用法/むすび
第二節 「心神」について
はじめに/(一)「心神」のよみについて/(二)中国文献における「心神」/(三)日本文献における「心神」/むすび
第三節 結語
第四章 形態による意味変化
第一節 音韻による意味変化
第一項 「心地」について―「気分」との意味関係も考察する―
はじめに/(一)『延慶本平家物語』における漢字表記語「心地」のよみについて/(二)和文における「心地」のよみと意味/(三)漢文における「心地」のよみと意味/(四)中国文献における「心地」の意味/(五)『延慶本平家物語』の「心地」
第二項 「神心」について
はじめに/(一)中国文献における「神心」/(二)日本文献における「神心」/むすび
第三項 「元(減・験)気」について
はじめに/(一)中国文献における「元気」/(二)日本文献における「元(減・験)気」/むすび
結語
第二節 音よみと訓よみによる意味変化
第一項 「仰天」について
はじめに/(一)中国文献における「仰天」/(二)日本文献における「仰天」/むすび
第二項 「以外」について
はじめに/(一)中国文献における「以外」の意味用法/(二)日本文献における「以外」のよみと意味用法/むすび
結語
第三節 語法による意味変化
第一項 「随分」について
はじめに/(一)中国文献における「随分」/(二)日本文献における「随分」/むすび
結語
第四節 用字による意味変化
第一項 「民烟」について
はじめに/(一)「民烟」の用字とよみ/(二)「民烟」の意味について/(三)「民烟」の形成について/(四)「民烟」と「人煙(烟)」について/むすび
第二項 「老若」について
(一)問題の提起/(二)中国文献における「年寄りと若者」を示す語/(三)日本文献における「老若」/(四)「若」と「ワカシ」との対応関係について/むすび
第三項 「芸道」について
はじめに/(一)日本文献における「芸道」の意味用法/(二)「芸道」の形成背景/(三)中国の「道」/むすび
結語
終章 論旨の帰結と今後の課題
第一項 意味変化と文章ジャンルとの関係
第二項 意味変化と時代との関係
第三項 意味変化の要因について
第四項 今後の課題
本書に収める既発表論文
調査文献
参考文献
後記
索引(事項・語彙・書名・人名)
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