風土記註解シリーズ2 出雲國風土記註解

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風土記註解シリーズ2 出雲國風土記註解
  • 発売日:2025/06/17
  • 出版社:和泉書院
  • ISBN:9784757611245

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風土記註解シリーズ2 出雲國風土記註解

風土記註解シリーズ2 出雲國風土記註解

通常価格 16,500 円(税込)
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  • 発売日:2025/06/17
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商品説明
各河川には各種の川魚産品が明記されるが、こうした中で、「無魚」とある箇所が気になる。魚がいない川など存在するのであろうか。実はこうした産品列挙は、一々の聴取によって記載したのではなくて、郡役所には貢納の手控えが存在したはずであり、これは海産物においても同様であり、そうした記録によっての記載と考えられる。よって「無魚」とは他の産品で貢納されたわけであり、現地民は魚を食していたものと考えられるのである。
目次
解題
『出雲國風土記』について
 風土記編纂の命
 上意下達の行政文書
 統括時の事項の採否
 漢方列挙について
 「草木禽獣」郡別一覧
 一書としての統一事項
 国域の三分把握
 文体
  *註記――会話様式のこと――双括式・頭括式・尾括式。
 音仮名について
  音仮名一覧表
 成立―初撰本か再撰本か―
 『古事記』『日本書紀』世界観の忌避
 『出雲國風土記』は副本
 写本

出雲國風土記註解
凡例

出雲国総記
 地図――凡例
 地図――出雲国全図
 国之大体
  考 統括文としての「国之大体」条
 編纂序
  考 「記」として位置付ける「編纂序」
 国号由来
  考 枕詞「八雲立」について
 神社集覧
  考 神社列挙に重きを置く当風土記
 九郡集覧
  考 国郡体裁の完備した編集とその集覧
意宇郡
 地図――意宇郡
 意宇郡・郷駅等集覧
  考1 意宇郡について
  考2 当風土記における郷の配列順について
 意宇郡号由来
  地図――狭田国・闇見国・多久国
  考1 「国作り譚」兼「郡名起源譚」として
  考2 編集時の用字「亦」について
  考3 当条の会話文と語りについて
 母理郷
 屋代郷
 楯縫郷
  考 地名由来説話における後付けについて
 安来郷
 毘売崎
  考1 漢文体と倭文体
  考2 民間レベルの語りから
 山国郷
 飯梨郷
 舍人郷
 大草郷
 山代郷
 拝志郷
 宍道郷
 余戸里
 野城駅
 黒田駅
 宍道駅
  考 「宍道驛」の本文「卅□里」について
 出雲神戸
 賀茂神戸
 忌部神戸
  考 「『日本書紀』第九段一書第二」について
 神湯
  考 神宅臣金太理の手か
 教昊寺
 山代郷置君新造院
 山代郷出雲臣新造院
 山国郷置部新造院
  考 他郡の新造院について
 意宇郡神祇官社
  考1 神社列挙について
  考2 「同社」について
 意宇郡非神祇官社
 意宇郡・山野
  考 産品としての水晶について
 意宇郡・山野所在草木禽獣
  考1 漢方品目について
  考2 草木禽獣の配列順について
 意宇郡・川池
  考 「無魚」「有魚」について
 意宇郡・浜島
  考 郡家提出草稿の残存
 意宇郡・通道
  考 「通道」条と巻末の「道度」条について
 前件一郡
  考 「前件一郡」の位置付け
 意宇郡・郡末記
  考1 副本としての「郡末記」について
  考2 郡司役人の選任について
島根郡
 地図――島根郡
 島根郡・郷駅等集覧
  考 郡家の規模について
 島根郡号由来
  考 島根郡号由来についての推考
 朝酌郷
  考 現地水産物の貢納について
 山口郷
 手染郷
  考 「タシニ」から「タシミ」へ
 美保郷
  考 古層の用字が明らかにすること
 方結郷
  考 「方結」の読みについて
 加賀郷
  考1 残存する三字から明らかになること
  考2 補訂本文作成の原拠
  考3 本文「神龜三年改字加賀」について
 生馬郷
  考 「神魂命」の読み等について
 法吉郷
  考 「法吉鳥」について
 余戸里
 千酌駅
  考 ツクツミの命について
 島根郡某郷某氏新造院一所
  考 新造院記事の欠落について
 島根郡神祇官社
  考 「以上十四所」に関わって
 島根郡非神祇官社
  考1 神社記事の欠落と「新造院」記事の欠落について
  考2 岸崎時照による『鈔注』の筆致から
  考3 「椋」の字について
 島根郡・山野
 島根郡・山所在草木禽獣
 島根郡・川坡池
 島根郡・入海
  考 「入海」の記述次第とその問題点
 朝酌促戸
  考 『蓬左文庫本』『日御碕本』系写本の頭書について―その一―
 邑美冷水
  考 「中央鹵■(シ+覽)磷〻」について
 前原崎
  考 美文の各条について
 蜛蝫島・蜈蚣島
  考1 標目地名の「蜛蝫嶋」について
  考2 『蓬左文庫本』『日御碕本』系写本の頭書について―その二―
  考3 「茅」の訓と植物について
 和多々島
 美佐島
 戸江剗
 粟江崎
 島根郡・入海所在雑物
 島根郡大海・島浜崎浦門(1)
  考 島々の詳細な記載について
 加賀神崎
  考 割注として記す神社縁起について
 島根郡大海・島浜崎浦門(2)
 島根郡・北海所捕雑物
  考1 列挙された海産物
  考2 「大海」と「北海」の語について
  考3 「所捕」と「所在」の語について
 島根郡・通道
  考 「十字街」から「千酌駅」までの里程
 島根郡・郡末記
  考 「小領」と「主政」の位記について
秋鹿郡
 地図――秋鹿郡
 秋鹿郡・郷里集覧
 秋鹿郡号由来
 恵曇郷
 多太郷
  考 地名・社名縁起と精神概念と
 大野郷
  考 谷筋の固有名呼称について
 伊農郷
  考 出雲郡伊農郷と秋鹿郡伊農郷との人文的交流
 神戸里
 秋鹿郡神祇官社
  考 一行四社と一行五社について
 秋鹿郡非神祇官社
  考 「並」と「并」字について
 秋鹿郡・山野
  考 「安心高野」について
 秋鹿郡・山野所在草木禽獣
 秋鹿郡・川池
  考 「以上七川」について
 秋鹿郡・入海所在雑物
  考 「入海」海岸部の地誌記述
 秋鹿郡大海・浜島
  考 佐太川分流の功績者「社部臣波蘓」
 秋鹿郡・北海所在雑物
 秋鹿郡・通道
 秋鹿郡・郡末記
楯縫郡
 地図――楯縫郡
 楯縫郡・郷里集覧
  考 「餘戸里」の欠落について
 楯縫郡号由来
  考1 「天日栖宮」に冠する「吾十足」の本文と読み
  考2 「百八十」という聖数
 佐香郷
 楯縫郷
  考1 「のりし」か「のろし」か
  考2 磯と窟についての参考事項
 玖潭郷
  考 枕詞「はやさめ」と「くたみ」
 沼田郷
  考 ニタの語について
 余戸里・神戸里
 沼田郷出雲臣新造院
 楯縫郡神祇官社
 楯縫郡非神祇官社
  考 「紫菜嶋社」と名産ムラサキノリについて
 楯縫郡・山
 楯縫郡・山所在草木禽獣
  考 「舂楡(つきにれ)」と楡の読みについて
 楯縫郡・川池
 楯縫郡・入海所在雑物
  考 最終編集段階における略記について
 楯縫郡大海・浜崎島
  考 本文「許豆埼」について
 楯縫郡・北海所在雑物
 楯縫郡・通道
 楯縫郡・郡末記
出雲郡
 地図――出雲郡
 出雲郡・郷里集覧
 出雲郡号由来
 健部郷
 漆治郷
  考 現地で縁起として伝承された特異な用字
 河内郷
 出雲郷
  考 小地点名から国名へ
 杵築郷
 伊努郷
 美談郷
  考 「天地初判」という表現
 宇賀郷・脳磯・黄泉之坂・黄泉之穴
  考 故地・名所の形成と増幅―黄泉の穴―
 神戸郷
 河内郷置部臣新造院
  考 「日置部臣」の「部」について
 出雲郡神祇官社
 出雲郡非神祇官社
  考 非神祇官社数の「六十四所」について
 出雲郡・山
 出雲郡・山野所在草木禽獣
 出雲郡・川池江
  考 「土地豊沃」について
 出雲郡・入海
 出雲郡大海・崎浜島
 出雲郡・北海所在雑物
 出雲郡・通道
 出雲郡・郡末記
神門郡
 地図――神門郡
 神門郡・郷駅等集覧
 神門郡号由来
  考 「神門」の位置とその意義について
 朝山郷
 置郷
 塩冶郷
  考 好字としての「塩冶」について
 八野郷
 高岸郷
 古志郷
  考1 本文「イヘミの命」と「イザナミの命」について
  考2 出雲と越の国との関係について
 滑狭郷
 多伎郷
 余戸里
 狭結駅
 多伎駅
 神戸里
  考 「神戸里」条の欠落について
 朝山郷神門臣新造院
 古志郷刑部臣新造院
 神門郡神祇官社
  考1 「多支枳社」(風土記第一四社)と「多支〻社」(非第一一社)について
  考2 「已上○○所」の「已・以」の用字について
 神門郡非神祇官社
 神門郡・山
  地図――「朝山の六神山」の図
  考1 柂と枌の用字について
  考2 「淺山」(朝山)について
 神門郡・山野所在草木禽獣
 神門郡・川池・水海
 薗松山
 神門郡・北海所在雑物
 神門郡・通道
 前件伍郡
  考 五郡の位置付け
 神門郡・郡末記
飯石郡
 地図――飯石郡
 飯石郡・郷里集覧
 飯石郡号由来
 熊谷郷
  考 郷名由来譚が古くないと見られることについて
 三屋郷
  考 「御門」の意義と位置付けについて
 飯石郷
 多祢郷
 須佐郷
 波多郷
 来島郷
 飯石郡神祇官社
  考 結界としての「御門」について
 飯石郡非神祇官社
 飯石郡・山野
  考 「有紫草」という記述について
 飯石郡・山野所在草木禽獣
  考 「白恐」とある「白歛」について
 飯石郡・川
  考 「須佐川」について
 飯石郡・通道
  考 「波多径・(湏)佐径・志都美径」について
 飯石郡・郡末記
仁多郡
 地図――仁多郡
 仁多郡・郷里集覧
  考 郡の配列順について
 仁多郡号由来
  考 伝承物語の存在
 三処郷
 布勢郷
  考 郷家・里家役人におけるリテラシィ
 三沢郷
  考 アヂスキタカヒコのミコト譚について
 横田郷
 以上諸郷
  考 最終編集時における異例の書き込み
 仁多郡神祇官社
 仁多郡非神祇官社
  考 印支斯里社の本文と読みについて
 仁多郡・山野
  考 神的存在としてのワニ
 仁多郡・山野所在草木禽獣
 仁多郡・川
  考 「年魚少〻」の記述について
 仁多郡・通道
  考 「藥湯」条の挿入について
 仁多郡・郡末記
大原郡
 地図――大原郡
 大原郡・郷里集覧
 大原郡号由来
 神原郷
  考 「大神〻御財積置給處」に関わって
 屋代郷
  考 用字(文字)から説話形成へ
 屋裏郷
 佐世郷
  考 「佐世乃木」の比定
 阿用郷
  考1 「烟」字のこと
  考2 「鬼」について
 海潮郷
  考 方角の呼称について
 来次郷
 斐伊郷
  考 大原郡の郡家と斐伊郷家の位置について
 斐伊郷勝部君新造院
  考 大領勝部君䖝麿の「新造院」造立について
 屋裏郷額田部臣新造院
 斐伊郷樋印支新造院
 大原郡神祇官社
 大原郡非神祇官社
 大原郡・山野
 大原郡・山野所在草木禽獣
 大原郡・川
 大原郡・通道
  考 大原郡域について
 前件叄郡
  考 「前件叄郡」という位置付け
 大原郡・郡末記
  考1 大領の姓「君」について
  考2 郡の四等官について(その一覧)
  各郡における四等官配置表
道度・識語
 道度(一)
  考1 「道度」事項について
  考2 「十字街」の語について
 道度(二)
  考 官道の道幅について
 道度(三)
 道度(四)
  考 「比〻理村」の分岐点について
 道度(五)
 駅
  考 駅路の視点から
 軍団烽戍
 =軍団=
  考 軍団について
 =烽=
  考1 烽について
  考2 「圡椋烽」条の「烽戍」という本文について
 =戍=
  考 戍について
 識語

本文校異
 〔凡例〕
  出雲国総記 意宇郡 島根郡 秋鹿郡 楯縫郡 出雲郡 神門郡 飯石郡 仁多郡 大原郡 道度・識語

参考文献
 【写本】略称一覧 参考にした写本の詳記
 【単行本】略称一覧 発行年月順一覧
 【論文等一覧】執筆者五十音順

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