「古代の言語をめぐる魅力的な物語……新たな発見が待っている」(ガーディアン紙)
「見事な偉業」(ニュー・サイエンティスト誌)
人類史のかたわらにあった、無数の言語の誕生、死、分裂。
世界で最も成功した言語は、移民が運んだ「純粋さ」とはほど遠い言語である。
⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘
5000年前にはまだ取るに足らなかった古代の言語、「インド・ヨーロッパ祖語(プロト・インド・ヨーロッパ)」の子孫言語を、今日、人類のほぼ半数が使用している。なぜこんな事態が起きたのか? 著名なジャーナリストが、言語学者、考古学者、遺伝学者とともにその謎に挑む。人々と言語がふたたび大移動をはじめた現代において、彼らが発見した事実が私たちにもたらす教訓とは何か。ガーディアン紙、サイエンティフィック・アメリカン誌ほかが選ぶ、2025年のベストブック。
“言語はアイデンティティ戦争の戦場になりつつあり、言語の「純粋さ」を保つことは、壁を築きたい人々のための正当化の根拠にもなっている。だが彼らにとっては残念なことに、知られているなかで、世界で最も成功した言語は移民が運んだハイブリッド言語だった。それは移動しながら変化し、変化するのをやめたときに死を迎えた。”(本文より)