わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
――宮沢賢治「注文の多い料理店」
幸せとは何か? 岩手を歩き、
人々の喜びと哀しみにふれるなかで見えてきたものとは――。
岩手県で5週連続第1位(※)の話題作、待望の第2弾!
現代日本屈指のルポライターが、
足で、目で、耳で、そして舌で綴る、
この地に生きる人々の喜びと哀しみ。
岩手県はなぜこれほどまでに美しいのか――。
(※岩手日報掲載「日報岩手書店会ベストセラーズ」調べ)
東京人のように雄弁ではない。関西人のようにおせっかいでもない。「何もできないけど」と口にしながらも、ただ黙ってそばにいてくれる。それが岩手人の優しさである。
――本書「あとがき」より