シーン別で紹介する「届く・伝わる」ワンフレーズ
発達障害と診断された児童・生徒の数は年々増加し、「小中学校の通常の学級に『学習面又は行動面で著しい困難を示す(発達障害の可能性がある)児童生徒が8.8%在籍している』と言われている。これは35人クラスに3人は発達支援が必要な子がいることになる。その子どもたちの多くは、ADHD、ASD、LDの傾向があり、人とのコミュニケーションが苦手なことが多い。また、子どもによって、どんなことが、どのように苦手なのかも異なる。そのため、特別支援学校(学級)に限らず、通常学級の教員にも、発達支援に関わる「声かけ力」の向上が不可欠となっている。しかし、具体的にどのような声かけをすればよいかわからず、悩んでいる教員は多い。
そこでこの書籍では、発達支援が必要な子どもへの具体的な「声かけ」とそのポイントを紹介することで、特別支援学校(学級)だけでなく、通常学級の教員も「伝える力」を身に付け、それを高めていくことにつなげることを目的としている。
■担当者コメント
ADHD、ASD、LDなど発達支援が必要な子どもたちの特性と行動パターンを理解し、前向きに学校生活が送れるよう導くための具体的な「声かけ」を、子どもたちの困っている姿がよく見られる110の場面で紹介しています。読んですぐに実践できるよう、マンガ付きの見開き展開で簡潔に示すと同時に、必要なところから読んでも参考にしていただける構成になっています。