• 発売日:2025/07/10
  • 出版社:汲古書院
  • ISBN:9784762967559

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中国農書・農業史研究

中国農書・農業史研究

通常価格 10,450 円(税込)
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  • 発売日:2025/07/10
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商品説明
目次
まえがき
序章 農業生産力研究の課題と方法
問題意識
課題の限定と方法論
生産力論の到達段階と課題
農業経営をめぐって
第Ⅰ部 中国農書の研究
第一章 中国農書をどう読むか――その有効性と限界――
中国の農書について
農書の有効性と限界
第二章 『居家必用事類全集』所引唐・王旻撰『山居錄』研究
『山居錄』とその著作年代
『山居錄』と農書類の比較
第三章 『王禎農書』のなかの『陳旉農書』
問題の所在
『王禎』の『陳旉』引用部分
陳旉の名を出さなかった理由
『陳旉』の記述の重要性
第四章 明清時代の二つの農書――食糧問題と『農言著實』『補農書』(含『沈氏農書』)
『農言著實』『補農書』について
二つの農書を読む
第五章 『浦泖農咨』から考える
Ⅰ 地勢環境と稲作方式
「浦泖」地区の環境と稲作農業
二つの先行研究――西嶋定生と北田英人の研究
松江府東・西両郷の地域像
Ⅱ 農事暦と稲作技術
主要な農事、農業技術/主な農作業と実施時期
Ⅲ 田植方式と耘盪および面積単位「箇」
問題の所在/『浦泖』の田植方式について
第Ⅱ部 農書による農業史研究
第六章 元代までの畑作穀物栽培の技術
宋代以前のおもな農書と技術の発展
元代の農書に見る畑作穀物栽培の技術
第七章 元代までの農書における作物売買記事
農書に見る作物の売買――『氾勝之書』から『陳旉農書』まで
元代の農書との比較
第八章 太湖デルタ地域の〈農業危機〉――宋~清代の農書を題材に――
農書五種とその他の史料の基本的情報
農書執筆の動機
〈稲作の危機〉について
第Ⅲ部 桑栽培と小農経営
第九章 中国農書の「栽桑」技術素描――桑畑・樹形(仕立て法)・品種――
はじめに――課題の設定
桑栽培に関する先行研究
主要農書の問題
桑栽培法の技術的発展
第十章 唐から明初の栽桑技術――『四時纂要』と通俗農書・日用類書を中心に――
問題の所在――史料の特長
『四時纂要』『山居錄』の栽桑記事
通俗農書・日用類書の栽桑技術
第十一章 唐宋時代の「農・桑」経営――小説史料を読む――
先行研究の到達点
小説史料に登場する栽桑と小農経営
小農経営における「桑」部門の成長とその意義
あとがき
英文目次/中文目次/事項索引・研究者名索引
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