悩みの9割はあなたのせいじゃない
さぁ、切り替えよう!
人類はこの100年で、
いくつもの病や感染症を制圧し、
宇宙に人を送り込み、
世界中の情報を手のひらに収めました。
「無理だ」と思われていたことを、
科学は次々と可能にしてきたのです。
それなのに、
なぜ人間の「悩み」だけは消えないのでしょうか。
むしろ、豊かになるほど、便利になるほど、
悩みは増えているようにすら見えます。
その答えが、「進化心理学」という
科学にあります。
たとえば、「人前で話すのが苦手」という悩み。
これは意志が弱いからではありません。
太古の時代、見知らぬ者の視線を
「敵の脅威」と認識した者だけが、
確実に生き延びてこられた。
その脳の警戒システムが、
今もあなたの中で正常に作動しているだけなのです。
どれだけ「気にしないようにしよう」と
頑張っても解決しないのは、当たり前なのです。
この世界は「悩んでどうにかなること」と、
「悩んでもしょうがないこと」の2つでできています。
そしてほとんどの人は、その違いを見分けることなく、
悩んでもしょうがないことに
人生の膨大な時間を注いでしまっているのです。
本書では、人々がとくに深みにはまりやすく、
それでいて科学が「これは悩んでもしょうがない」と
解明した51の悩みを取り上げます。
◆ 人前で話すのが苦手
→ 他人の目を「敵の脅威」と思ってしまうから
◆ 人に頼れない
→ 頼ると借りができると思ってしまうから
◆ 衝動買いする
→ 紙幣より現物の方が価値を高く感じるから
◆ 会社辞めたいのに、辞められない
→ 辞めた後の損ばかり考えてしまうから
◆ SNSで疲れてしまう
→ そもそも人類は大人数の交流が苦手だから
◆ 雨の日に出かけたくない
→ 雨の日に休んだ人が生き残ったから