「てんとうむし」とよく似た「てんとうむしだまし」と呼ばれる虫がいることはご存じでしょうか。
この絵本の中でてんとうむしだましは、てんとうむしと比べて「ぼくはわるい虫といわれるのはなぜなの」と問いかけます。
「好き」「嫌い」「よい」「悪い」
人が決めたものさしだけで世界を見ることは本当に正しいのでしょうか。
過去三作絵本を手掛けた著者がおくる最新作です。
世の中には、よい虫とわるい虫がいるようです。
でも、それはだれがどうやって決めたのでしょう?
どんな虫もいっしょうけんめいに生きています。
ちがいをみとめあい、ともに生きていくこと。
その大切さを、この本をとおしていっしょに考えてみませんか…。
山形大学 理学部教授 藤山直之