従来の標準的な失語症検査では、非常に重度な失語症患者がほとんど反応できないため、残存能力を適切に評価し、治療アプローチの手掛かりを得ることができる検査法が求められていた。
本検査法はこうした要求に応えるべく、コミュニケーション成立の根底で必要な他者への非言語的な働きかけのレベルから非言語的象徴機能、言語機能の検査までをカバー。
訓練に必要な多くの情報を追加することを可能にし、 従来の失語症検査の概念を超え、重度失語症者の臨床を大きく前進させるものとなっている。
検査は導入部、非言語基礎課題、非言語記号課題、言語課題の4つの部分からなり、個々のコミュニケーション・モダリティについて残存能力を的確に数値化することが可能。
「実施マニュアル」、「記録用紙」に加え、「行動観察表」、「家族への質問紙」、「検査用絵(102枚)・文字カード(48枚)」がセットとなっている。