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発売日:2025/03/17
出版社:
金芳堂
ISBN:9784765320375
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医師・医療者が知っておきたい子ども虐待 (
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医師・医療者が知っておきたい子ども虐待
医師・医療者が知っておきたい子ども虐待
山口有紗
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商品説明
児童虐待の相談対応件数は年々増加し、医療従事者には虐待の早期発見と通告が義務付けられています。改訂された「医師臨床研修指導ガイドライン」でも、子ども虐待の研修が必須項目となりました。今、医療に関わるすべての人が子ども虐待について学び続け、知識をアップデートする必要性が高まっています。本書では、...
商品説明
児童虐待の相談対応件数は年々増加し、医療従事者には虐待の早期発見と通告が義務付けられています。改訂された「医師臨床研修指導ガイドライン」でも、子ども虐待の研修が必須項目となりました。今、医療に関わるすべての人が子ども虐待について学び続け、知識をアップデートする必要性が高まっています。
本書では、子ども虐待を「子どもの権利とウェルビーイング」の視点から捉え直し、医療者としてどう向き合うことができるかを考えます。医療現場での虐待のサインをどのように察知し、適切にアセスメントし、ケアにつなげるか。さらに、「アタッチメント」「トラウマ」「発達」「社会の構造」といった多角的な視点から、子ども虐待を深く理解するための枠組みを提供します。
すべての子どもたちとともにある医師・医療者へ。現場の声と実践的な知識が詰まった一冊です。
目次
はじめに第1章 子ども虐待・ネグレクトについて、今わかっていること・行われていること1 ウェルビーイングを形づくるもの ~子どもの権利の視点から- 1 子どもの権利の視点- 2 エコロジカルモデルの視点- 3 子どもの発達に不可欠な要素の視点2 子ども虐待とは何か3 どのくらいの子どもが影響を...
目次
はじめに
第1章 子ども虐待・ネグレクトについて、今わかっていること・行われていること
1 ウェルビーイングを形づくるもの ~子どもの権利の視点から
- 1 子どもの権利の視点
- 2 エコロジカルモデルの視点
- 3 子どもの発達に不可欠な要素の視点
2 子ども虐待とは何か
3 どのくらいの子どもが影響を受けているのか
4 子どもの虐待とネグレクトに関わる政策
- 1 子どもの発達に不可欠な要素の視点
- 2 対症療法の充実
- 3 子どもの権利と予防的アプローチの萌ばえ
- 4 子どもの最善の利益と子どもの声
- 5 こども家庭庁とこども基本法
第2章 なぜ子ども虐待・ネグレクトに医療者が関わるのか
1 子ども虐待に関わる要因
2 アタッチメントと発達
3 子ども虐待のライフコースへの影響 ~子ども時代の逆境的体験と保護的体験に関わる研究
- 1 子ども虐待の短期的な影響
- 2 子ども時代の逆境的体験がライフコースを通しておよぼす影響
- 3 傷つきの中で育つこと
- 4 社会全体へ経済的な影響
- 5 リスクからレジリエンスへ~子ども時代のポジティブな体験
4 医療と子ども虐待・ネグレクト ~なぜ医療者が子ども虐待に関わるのか
- 1 虐待とネグレクトの予防
- 2 虐待とネグレクトへの気づきとケア
- 3 虐待とネグレクトを受けた後の中長期的なケア
第3章 子ども虐待の診断と治療
1 子ども虐待の診断
- 1 通常の診断との相違
- 2 虐待を疑う
- 3 子ども虐待・ネグレクトを疑ったときの診察
- 4 疑わしきは行動を起こす
- 5 子ども虐待を疑ったときの検査等
- 6 医学的診察や検査が重要な虐待
2 虐待を受けた子どもと家族の治療
- 1 身体医学的治療
- 2 治療中の養育者への説明と、養育者と子どもの接触
- 3 養育者と子どもの関係の治療
3 地域連携と社会的処方
- 1 虐待相談の後に起こること
- 2 要保護児童対策地域協議会
- 3 社会的養護のいま
- 4 一時保護所の子どもたち
- 5 社会的養護のもとにある子どもと医療
- 6 社会的な処方
第4章 トラウマインフォームド・ケア
1 トラウマインフォームド・ケアとは何か
- 1 ストレス反応について知る
- 2 トラウマインフォームド・ケア
- 3 トラウマとは
- 4 トラウマによって起こること
- 5 ケアする人のケア
2 メディカル・トラウマ
第5章 医療者にできること
1 エビデンスに基づいた柔軟な対応:子ども虐待対応の手引き
- 1 子ども虐待を疑う
- 2 子ども虐待に対応する
- 3 子ども虐待を予防する
2 院内虐待対応チーム(Child Protection Team;CPT)
- 1 院内虐待対応チーム(Child Protection Team;CPT)とは
- 2 MDT(Multidisciplinary Team)の重要性
- 3 CAC(Children’s Advocacy Center)とは
3 仲間を増やし、共に学ぶ
- 1 子ども虐待の卒前・卒後教育
- 2 医療機関向けの虐待対応啓発プログラムBEAMS(ビームス)
- 3 仲間を増やす
4 地域での保健師の役割
- 1 児童相談所で出会った子どもたち
- 2 保健師とは
- 3 妊娠期からの早期支援と長期的な視点を持った関わりの必要性
- 4 地域の保健部門の保健師の活動
- 5 児童相談所保健師の活動
- 6 医療機関と連携した事例
- 7 家庭の状況から見た各機関の役割
- 8 上流・下流の話
- 9 医療機関との連携
- 10 最後に
5 予防とケアのための一歩を踏み出す
- 1 虐待予防とは
- 2 子どもの育ちの基盤となる「安全で、安定した、あたたかい関係性と環境」とは
- 3 虐待予防のための親子関係性支援とは
- 4 虐待予防のための具体的支援策とは
- 5 まとめ
第6章 子どもの声からはじめる
1 子どもアドボカシーと医療
- 1 はじめに
- 2 子どものこえを聴くこと
- 3 すくい上げた声を社会につなげること
- 4 終わりに
2 子どもの声を聴く ~子どもアドボカシーとは何か
- 1 子どもの意見表明等支援とアドボカシー
- 2 子どもの声が聴かれない背景
- 3 独立/専門アドボカシーとは
- 4 「子ども抜きに子どものことを決めないで」を医療の世界にも
3 現場の声から
- 1 妊娠葛藤をつながる機会に
- 2 養育者のエンパワメント
- 3 言葉にならない「助けて」と共にあること
第7章 「病気の子どもの診断と治療」から「すべての子どもの尊厳とウェルビーイング」の医療へ
あとがき
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